キャリア&スキル 【2017.02.10】

2月~花贈りのマナー~

2月~花贈りのマナー~

誕生日や結婚祝い、送別会やお引越し祝い、お見舞いなど、様々なシーンで贈られるお花。

相手を癒し、喜ばせる花は、人と人をつなぐ懸け橋のような存在ですが、贈り方を間違えると、せっかくの気持ちが相手に届かないばかりか、不愉快な思いをさせてしまう事にもなりかねません。

今月は、シーン別の花贈りのマナーをお伝えします。



一般的なお祝いに贈る花

お祝いに贈られている花は、ランやバラ、アンスリウムなどがあります。新しい生活をイメージしたもアレンジなども素敵ですね。いろんな花の中でも、菊と白いカーネンションはお悔みのイメージが強く、贈ると失礼にあたる花です。花言葉にも気をつけて、別れの意味を持つ花はさけてくださいね。



お見舞いに贈る花

心休まるお花はお見舞いに最適ですが、マナー違反のお花を贈ると「病は気から」の「気」の部分を刺激する事にもなるので注意が必要です。

お見舞いの花に限らないことですが、アレンジや花束の際、気を付けたいのが、花の本数。不吉な数とされている、4・9・13はやめましょう。。


鉢植えは「根付く」が「寝付く」を連想させるため、ふさわしくないとされていますが、命にかかわらず長期入院なさる方には、長く楽しめる鉢植えが楽しみになる事もあります。世話のかからない丈夫なものをえらんで、「この花のように、早く元気になってください」といったようなメッセージを添えて贈るとよいでしょう。


香りの強い花は、好みもありますが、気を高ぶらせてしまうこともありますので、さける方が無難です。ですが、目が不自由な方に贈る際は、少し香りのあるお花でアレンジしてさしあげる方が喜ばれます。


もう一つ気を付けたいのが、花粉の多い花。病室や空気を汚してしまいます。呼吸器系やアレルギーの出る病気の場合はさけてください。椿や菊も不吉な印象やお葬式の花のイメージがありますし、赤い花も血液の色とされていてお見舞いにはふさわしくないとされています。ガーベラ、季節の花、ひまわり等、毎日見ても飽きない組み合わせの花がいいですね。


お悔みに贈る花

宗教や地域によって風習は様々です。お供えのお花を辞退する場合もあるので、まずは確認が必要です。一般的にはバラはとげがあり、椿は花全体が落ちるので不吉なイメージから弔事には不向きな花とされています。間違いがない花は、和菊、カーネンション(白)、トルコキョウ、ユリ。色は、四十九日まで白で統一するのが基本です。



女性に贈る花

女性のアンケート調査で「貰って嬉しいもの」の上位にいつもランクされているのはお花です。贈られて嬉しい花はやはり「好きな花」ですが、大切なのはその心配り。

「前に話していた事を覚えてくれていた」という感動は何事にも代えがたいものです。豪華でなくても、気持ちのこもった花であれば、きっと喜ばれることでしょう。


男性に贈る花

男性に花なんてという偏見をお持ちの方もいらっしゃるようですが、最近は随分薄れてきように思います。退職やお祝い等、男性にも花を贈るシーンはたくさんあります。

ただ、持ち歩くのが苦手な男性も多いので、色合いは可愛い感じのものよりも、イエローやグリーン、カサブランカ等の様なアダルトな雰囲気なものがおすすめです。花用の袋に入れてお渡しするなど、ちょっとした気遣いで、持ち歩く時の気恥ずかしさがなくなるかもしれませんね。


子どもに贈る花

誕生日や発表会、イベントなど、子ども中心となる集まりもよく開かれるようになりました。小さくて持ちやすいミニブーケは子ども達にも人気があります。ガーベラやチューリップやバラなど、はっきりした花でアレンジすると喜ばれます。



お祝いに花を贈るなら、贈る側のセンスを生かして、演出する。

その花を見ているだけで、贈り主の気持ちが手に取るように分かる。

それが花の持つ力ではないでしょうか。

人間関係を円滑にするためにも、花贈りのマナーを知って、上手に贈りたいものです。

福田 裕子
桝谷 真澄Masumi Masuya
コラム「キャリア&スキル」担当

<マナーコンサルタント/マナーコンサルティングことは理マナーアドバイザー>
福井の研修会社にてビジネスマナー・ジュニアマナーの実績を積み、講師として活躍。同時に心理カウンセラー1級の資格を取得。
2011年、マナーコンサルタントを主軸とした「ことは理」を立ち上げる。
行政や学校、医療法人をはじめ福井県立恐竜博物館等での接遇研修は「堅苦しくなく研修が楽しい」との評価を得ている。
「マナーはよい人間関係を築く第一歩。楽しく学んでほしい」と、現在はおもてなしマナーや親子で学べるキッズマナーなど、積極的に活動している。
夫、2人の娘と4人暮らし。


[公式ブログ] http://kotohari.biz/weblog/
[ホームページ] http://kotohari.biz/

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