キャリア&スキル 【2017.05.05】

端午の節句とノースリーブ

端午の節句とノースリーブ

5月5日は端午の節句でしたね。

ゴールデンウイークも終盤、これから夏が近いという感覚になります。


こんにちは、立ち居振る舞い講師の八代祐理子です。


今年の端午の節句、皆様どのように過ごされましたか?

端午の節句といえば、柏餅やちまきを頂き、菖蒲湯に入って邪気を祓いますね。

柏の葉は新芽が出るまで落葉しないことから、おめでたく、子孫繁栄を意味し使われたそうです。

ちまきは中国より伝来した縁起物であること、菖蒲は尚武とかけていて、これも中国から伝来の薬草で、邪気払いの効果があるそうです。

他にもアソロンやアオゲノールという精油も多く含まれ、血行促進などの効果もあります。

やはり、暑い季節に向かって一端毒消しをして備えるということなのでしょう。

なぜ日本にはこのような風習があるのか、その意味をぜひ覚えておいていただけたらと思います。


さて、これからの季節、お召し物がノースリーブにジャケット、時にはノースリーブだけで過ごされることもあるかと思います。

欧米では、ノースリーブで大きく手をあげ、脇を見せてしまうことも許されるかもしれません。

しかしながら、やはりこの日本で、脇を見せてしまうことは、大変失礼な行為にあたってしまいます。


節句の話とノースリーブのお話、全く関係のないお話のように思われますが、実は関係がございます。

節句の話などで、邪気を祓うことが目的の一つであることを今まで何回かお伝えして参りましたが、日本ではそれだけ邪気を避ける、祓いたい、清まりたいという気持ちが本能的にもあるのだと思います。

実はそういった意味でも、ノースリーブをお召しの際、大きく手を挙げる行為などはお薦め出来ないのです。


なぜなら、脇からは、邪気がでるとも言われておりますので、失礼にあたってしまうのですね。

茶道や和食の作法ではそういったことも踏まえて、必ず脇を閉めることが大前提となります。

もちろん、腕を上げなければ物が取れなかったり、踊れなかったりもありますから、そこまで厳密ではないのですが。

ぜひ、アリカの読者の皆様は、ちょっと頭の中に入れておいてくださいね。



風薫る五月、皆様の心にも新緑が青々と生い茂り、美しい風でそよがれますように。

 

 

福田 裕子
八代 祐理子Yuriko Yatusiro
コラム「キャリア&スキル」担当

<立ち居振る舞い/マナー講師>
女将であった祖母、働く女性達の姿、また良妻賢母である母の姿、バレエなどの美しい先生や先輩の姿など、女性の多面的な魅力を肌で学びながら育つ。
幼少よりクラシックバレエ、ピアノ、茶道華道、フラワーアレンジメント、テーブルアレンジメントなど学び、ブリザードフラワー講師資格を取得。
英文科卒業後、テレビ局に勤務。退職後、留学を経験。その後結婚し2児の母となる。
2011年マナー講師、立ち居振る舞い講師資格取得。2013年テーブルマナー講師資格取得。
自分を愛するように、隣人を愛する人、知性と品性が磨かれた美しい人を目標に掲げ、個人の魅力を引き出していく講座は、堅苦しくなく むしろ解放感を味わえる楽しいレッスンと評判。


[公式ブログ] http://ameblo.jp/yuriko-grace

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