おいしい時間 【2017.06.20】

オリーブオイル豆知識 その①~エキストラバージンオリーブオイルとオリーブオイルの違い~

オリーブオイル豆知識 その①~エキストラバージンオリーブオイルとオリーブオイルの違い~

こんにちは!
気温の高い日が多くなってきましたが、いかがお過ごしですか?

採れたて野菜が並ぶ直売所では、トマトやナス、ズッキーニなど、夏を感じるお野菜も出てきましたね。

みなさんは、新鮮な夏野菜をどのように楽しみますか?

「トマトサラダにお塩とオリーブオイルをかけて」

「ナスやズッキーニは、オリーブオイルで炒めて塩コショウして」 

 

そんな風に、オリーブオイルと一緒に食べてみるのはいかがでしょうか。

シンプルな調理法でも、オリーブオイルはお野菜の美味しさを一段と引き立ててくれます。

また、お野菜に含まれる リコピン、βカロテン、ビタミンA、E、K などの栄養素は脂溶性。

油と一緒に食べることで身体への吸収率がぐんとアップするんです。



ところで皆さん、悩まれたことはありませんか?


「エキストラバージンオリーブオイル」と「オリーブオイル」どちらを選ぶ?


オリーブオイル

 

さて、オリーブオイルを買って早速使ってみよう!とお店に行くと、

★Extra virgin olive oil(エキストラバージンオリーブオイル)

★Olive oil(オリーブオイル)

表記が違う、この2種類を見かけます。

どちらも、オリーブの実から搾られた「オリーブオイル」です。


では一体何が違うのでしょうか。
実は、国際オリーブ協会が定める国際基準では、このようになっています。

●オリーブの果実を搾っただけで、その他一切の化学的処理を行っていないものを「バージンオリーブオイル」
●香り・味ともに完璧で、酸度(酸化しやすさの度合いを数値化したもの) が 0.8%以下のもの「エキストラバージンオリーブオイル」
●精製加工したバージンオリーブオイルに、未精製のバージンオリーブオイルをブレンドして酸度を1.0%以下にしたものを「オリーブオイル」


簡単に言うと


★エキストラバージンオリーブオイル:化学処理を一切行っていない油

★オリーブオイル:化学処理を行った油


ということになります。

「エキストラバージンオリーブオイル」は、オリーブの実を搾っただけのもの。だからこそ豊かな香りや風味を感じます。そして、オリーブに由来する天然のポリフェノールやトコフェノール(ビタミンE)などの栄養成分もしっかり含まれます。

それに比べると、「オリーブオイル」は、精製過程を経ているため、香りも風味も弱めです。

オリーブオイルを使う目的を考えることで、「どちらを選ぶか」も決めやすくなりますよね。

是非参考にしてみてください。



ちなみに私なら、オリーブオイルの健康効果を期待して、風味も楽しめて栄養価も豊富なエキストラバージンオリーブを1本買って、生食用にも加熱用にも活用します。

今日はズッキーニを輪切りにしたものを、風味豊かなエキストラバージンオリーブオイルでソテーして、最後に塩コショウを少々。


オリーブの豊かな風味、豊かな栄養、お野菜の甘味・・・

贅沢なご馳走です。

ズッキーニ




福田 裕子
中辻 美紀Miki Nakatsuji
コラム「おいしい時間」担当

<deww代表 / オリーブオイルソムリエ>
福井県立大学経済学部卒業後、英語を習得するため、単身渡米。
ニューヨーク滞在中に、地中海(ヨーロッパ方面)の文化に興味を持ち、南イタリアにて約3か月間のホームステイ。
イタリアでの食生活にオリーブオイルがふんだんに使われていることを知り、フランス・パリのミシュラン1つ星レストラン les fables de la fontaine(ファーブル・ドゥ・ラ・フォンテーヌ)にてサービスアテンダントとして従事。
日本に戻り、2014年の夏、オリーブオイルソムリエ資格を取得。
オリーブオイルの本場といわれるスペインに渡り、地元の生産者と契約し、2015年8月、オリーブオイル専門店「deww(デュウー)」を設立。
オリーブオイルの輸入・販売のほか「感じる・判断する・楽しむ」セミナーやテイスティング会を不定期に開催している。


[公式ブログ] http://oliveoil-deww.com/blog/
[ホームページ] http://oliveoil-deww.com/

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