おいしい時間 【2017.12.19】

ヌーボーの時期到来

ヌーボーの時期到来


さて、みなさん、「ヌーボー」と聞くと、何を思い浮かべますか?

やはり、ワインの「ボジョレー・ヌーボー」でしょうか。

まだワインほどの認知度はないかもしれませんが、最近はオリーブオイルの世界でも、その年の搾りたてのものを「ヌーボー」とか「ノベッロ」と呼び、その鮮烈な風味を楽しむということが、少しずつ広まってきているように思います。

生産地が北半球の場合、オリーブの収穫時期は10月〜1月頃。
まさに今が搾油シーズンです。


ところで、オリーブオイルって、どうやって作られるのでしょうか?
今回は、エキストラバージンオリーブオイルができるまでの流れを簡単にお伝えしていきます。



オリーブの木、この木になった実を、収穫。


収穫方法は、手作業だったり、機械だったり、色々です。



収穫したオリーブの実を、工場へ運びます。


葉っぱや枝を取り除き、実をきれいにします。


粉砕し、ペースト状に。ここで、油分が出てきます。


そのあと遠心分離機で搾油。これは本当の搾りたてのオリーブオイル。



搾油したオイルはタンクで貯蔵。


シンプルですよね。

エキストラバージンオリーブオイルと呼ばれるものは、この流れのとおり、化学的な工程は一切なしのオイルです。
搾っただけだからこそ、オリーブがもつ香りや味がとても豊か。


油は、酸素にふれたり光に当たったり温度変化を繰り返したりすることで、劣化が進んでいきます。
それを踏まえると、その風味が一番豊かなのはやっぱり搾りたてのとき。
だから今、オリーブオイルもヌーボーを楽しもうという流れが生まれているのかなと思います。



搾りたてなら最高ですが、そうでなくても、一度、感覚を研ぎ澄ましてオリーブオイルの香りを嗅いで、味わってみてください。

いろんな発見があるかもしれません♪

福田 裕子
中辻 美紀Miki Nakatsuji
コラム「おいしい時間」担当

<deww代表 / オリーブオイルソムリエ>
福井県立大学経済学部卒業後、英語を習得するため、単身渡米。
ニューヨーク滞在中に、地中海(ヨーロッパ方面)の文化に興味を持ち、南イタリアにて約3か月間のホームステイ。
イタリアでの食生活にオリーブオイルがふんだんに使われていることを知り、フランス・パリのミシュラン1つ星レストラン les fables de la fontaine(ファーブル・ドゥ・ラ・フォンテーヌ)にてサービスアテンダントとして従事。
日本に戻り、2014年の夏、オリーブオイルソムリエ資格を取得。
オリーブオイルの本場といわれるスペインに渡り、地元の生産者と契約し、2015年8月、オリーブオイル専門店「deww(デュウー)」を設立。
オリーブオイルの輸入・販売のほか「感じる・判断する・楽しむ」セミナーやテイスティング会を不定期に開催している。


[公式ブログ] http://oliveoil-deww.com/blog/
[ホームページ] http://oliveoil-deww.com/

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