おいしい時間 【2015.08.04】

夏の水分補給には水?お茶?スポーツ飲料? 体に合った飲み物で熱中症対策を!

夏の水分補給には水?お茶?スポーツ飲料? 体に合った飲み物で熱中症対策を!

猛暑到来!

連日の猛暑日&熱帯夜で、食欲がなくなったり体の調子を崩していませんか?

こう暑い日が続くと、「夏バテしないための食べ方」以前に、滞りなく日々を過ごすためどう水分を摂るかが非常に大切になります。
 
そこで今回は、私たちの体内の60%をも占める水分をどのように補給するかについて。
準備万端で仕事に向かっても、ダルさで本調子にならないのは水分が足りないのかも?


◆体の水分量が不足すると危険?◆

 

人間の体は、体重の半分以上を水分が占めていて、子供は体重の80%、成人では60%、65歳以上の高齢者は50%程度と言われています。
体の水分には塩分(ナトリウム)が含まれていて、血液を通して体中の水分の調整を行っています。


汗をかくことによってこの水分・ナトリウムが体外に出て不足すると

          ↓

水分調整がうまく行かなくなる

          ↓

脱水症状・めまい・立ちくらみ・頭痛がおきる

          ↓

いわゆる、熱中症などになってしまうのです。


屋外で暑い日差しを浴び続け、水分補給が十分でない場合などに起こってしまう熱中症がその顕著な例ですが、最近はクーラーの効いた屋内でも、熱中症になるケースも増えています。
屋内のデスクワークであったとしても、知らず知らずのうちに汗をかく夏には、定期的な水分補給、生活の場面に応じた飲み方が必要です。


◆日常の水分補給は”水”でもOK


内勤でデスクワークが多い人でも、出勤時や食事の時間、軽い荷物移動などの動作でもいつの間にか汗をかいているもの。
エアコンでの風で汗がすぐ乾くので気が付かない場合も多いようですが、お水をこまめに飲むようにして下さい。



普通の食事をしていれば必要な塩分も取れているので、意識して特に塩分を補給する必要はないと思います。

あまり水分をとる習慣がない人も、起床時・朝食・10時ごろ・昼食・15時ごろ・夕食・入浴前後・就寝前、などに少し意識してお水を飲むことが熱中症の予防になります。

ただし、冷たいコーヒー・お茶なども飲みやすいのですが、これらには利尿作用があり排出する水分が多くなることがあるので、飲む量は調整するといいですね。


◆軽い運動・入浴・外回りなどで汗をかきがちなとき → スポーツ飲料など


軽い発汗がある場合は、水でもいいですが、スポーツドリンクでナトリウムが入っているものがおすすめ。

ペットボトルの表示を見て、ナトリウムが40mg/100ml以上入っているスポーツドリンクを選ぶようにするといいようです。
ただ、スポーツドリンクは糖分も多いので、のどの渇きが癒える適量を飲むようにして水と併用するのもおすすめ。

一般的なジュースも水分補給になりますが、汗の多いときは飲み過ぎないようにしたいですね。


◆炎天下で汗をかくとき → 経口補水液


例えば、子供さんが活躍する部活の試合で熱く応援するとき、海やプールの付き添い、家庭菜園の手入れについ熱中して。

このようなときに大量の汗をかいて、「ペットボトルの冷たいお茶を飲んでるから大丈夫!」と思っていも、急にクラ~っとくることがあります。
これは急性の熱中症・脱水症の疑い!

体内に水分が足りなくなると発汗できなくなり体温が上昇し、水分・塩分を補給しないと、どんどん体温が上昇して重症化します。
熱中症・脱水症になると、水だけを飲んでも、体調は改善されません。
塩分(ナトリウム)がないと、体内に水分補給ができにくいのです。

そこで、役立つのが「経口補水液」です。

※画像はその一例


(参考:大塚製薬

経口補水液とは、水に塩と砂糖(ブドウ糖)を加え、体内で失われた水分や塩分などを速やかに補給できるように成分を調整した飲料。体内の水に近い成分でできています。
スポーツ飲料より糖分が少なく、体調の良いときに飲んでも塩気があってあまりおいしく感じないのですが、熱中症や風邪で寝込んで”食べられないとき”などには身体に染みます。
 

炎天下に出る予定があるときには念のために"経口補水液"を用意しておいて、水などをこまめに飲みながら、脱水・熱中症の症状が出てきたら飲むようにします。

スポーツドリンクにもよく似た成分が入っていますが、アミノ酸が入ってるため、急を要するときには体内への吸収が遅いので注意して下さいね。

 

今週末には「立秋」を迎えるとはいえ、まだまだ日差しが刺さるくらいのこの暑さです。
生活活動に合った水分補給をしながら、体の中の潤いを大切に!

 
 

福田 裕子
久保田 桐子Kiriko Kubota
コラム「おいしい時間」担当

<ふくい地産地消コーディネーター/野菜ソムリエ>
福井県立大学 経済学部卒業後、一般企業に就職するが、「食の大切さを伝えたい」との思いから退職。伝統郷土料理や地元生産者とのやり取りを学ぶ。
その後、カフェのキッチンシェフとして、開店立ち上げから飲食メニュー全般を手がける。地元食材を使っての商品開発や、ホテル、レストラン、飲食店へ福井の食材を使ったレシピを提案。『禅野菜そうす』や『海幸山幸せんべい』などを手がける。
2012年、創業100年になる鯖江の久保田酒店4代目と結婚。老舗酒店の若女将となる。
現在は野菜ソムリエ、フードコーディネータとして、執筆や講演も多数。

[公式ブログ] http://ameblo.jp/kiripaulownia/

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