GOKAN -五感- 【2017.09.02】

過去の後始末、未来への準備

過去の後始末、未来への準備

今年も健康診断を受けてきたおり、ある検査で精密検査が必要とのことで病院から電話連絡をいただき、再び病院を受診することとなりました。
すぐに詳しい検査を受けまして、結果が出るまでの数日間、あらためて健康のありがたみや日々当たり前にしているようなこと、例えば食事をしたり歩くことができたり仕事することができたり家族と笑いあえることがどんなに尊いことかについて、そして今後の人生について考えるよい時間になりました。




私は幼い頃から持病がありますし20代の終わりには大きな病気も経験しました。
人は健康だとつい日常への感謝を怠たりがちです。しかし重い病になると人生観は大きく変わります。
できれば劇的な人生のイベントや波乱がなくとも日々のありがたみに気が付けると良いのですが、人というのはなんとも傲慢なもので....反省ばかりしています。




私の場合、不要なものを溜め込まないよう定期的に処分したり収納を見直して使い勝手を良くしようと工夫したり不必要なものを買わずに暮らすことを心がけるのは、日々の暮らしを快適に保つためということはもちろんのこと、人生がいつ終わっても心残りがないよう、そして残された人に不自由な思いをさせずに 私がしてきたことやそれ以上の暮らしをおくってもらえるよう、引き継ぎができるといいなという想いがあるからです。
今回の再検査は おかげさまで定期的な経過観察にとどまり、今後の生活に大きな支障は出ませんでした。有難いことです。
結果を聞きに行く前は、いつも通り家の掃除を丁寧に済ませ、入院になった場合に備えている入院用品をまとめたカバンを点検しました。




そして普段の暮らしに必要な事柄について書き記してあるファイルも点検して家族がわかりやすい場所に出しておきました。
ここには、ゴミ出しの日時やゴミの出し方についての確認事項や通帳や印鑑のこと、保険関係のこと、公共料金の引き落とし日や学校や塾の連絡先、私の仕事関連で必要な連絡先などが記されています。これらは定期的に見直して加筆修正された最新版なので、いざというときには皆が慌てずに済む最低限の備えだと思っています。




日々の家事についてお客様からよく御相談をいただくのですが
「めんどう」
「毎日同じことの繰り返しで非生産的」
「楽しくない」
「どうして私ばかりしなきゃいけないの」
言葉は人それぞれながら、こういった内容の愚痴や不満をかかえていることが多いように思います。
皆様はいかがでしょうか。
お気持ち、とてもよくわかります。わかりますよ...家事って報われる実感がないのに毎日毎日続きますものね。
根本的に料理が苦手とか洗濯や掃除が嫌いというケースもあると思います。私も若くして結婚していますのではじめの数年間はそうでした。子供がまだ幼くて手がかかるころは精神的な余裕もなく必死でしたので、毎日押し寄せる家事や仕事の数々に苦痛を感じたこともありました。しかしそういう気持ちばかりを抱えて一生を暮らすのは嫌だな、好きになるにはどうしたらいいだろう?と試行錯誤をはじめたところ、いまは家事全般がそれぞれに仕事として成立するくらい自分には欠かせないスキルになりましたし、いつしか好きになっていきました。
(いろいろ試行錯誤してきた内容については追々またお話していくとして)

では、家事が好きになったからといって本当に毎日毎日楽しい気持ちだけ感じて取り組めるかというと、人間そうもうまくいきません。
そこで どんな時に気分良く家事をしているだろうと自分自身をよく観察してみたところ、楽しいことの前、例えば旅行前に家事をしているときは特に幸せだと感じていることに気がついたのです。それに反して旅行後のたくさんの洗濯物の処理や荷物や部屋の片付けの気持ちが乗らないことといったら!!
でもそこで気がついたのです。
家事を「過去の出来事の後始末」と捉えると苦痛だけれど「未来にいる自分のための準備」と捉えると気持ちが弾むことを。
毎日毎日旅行はできませんから、例えば「今日の夕食は調理なしで食事ができるように作りおきしておこう」「明日は本をのんびり読みたいから寝る前に掃除を済ませておこう」そんな風にちょっと先にいる自分のために取り組む家事は集中力も相まって、気持ちはポジティブ、そして作業も早いのです。現在の自分から未来の自分への気持ちいい空間と時間のプレゼント。
若いころに病気を経験して以来、楽しいことのためはもちろん、いざというときに自分の負担を減らすため、慌てないため、治療に専念できるため、だれか別の人に急に家に入ってもらって必要なものを準備してもらわなければいけない場合でも恥ずかしくないように、という意識で家事をすることが習慣化すると、あくせくと動いていなくても手早く家事が済む家づくりができていくことにも気がつきます。そして家事に追われないゆとりある暮らしができると気持ちにも余裕が生まれ、さらに家事が楽しくなるという良い歯車が回り始める。
私にとっては辛い経験も結果的に怪我の功名だったかもしれません。
皆様には私のように大きな病気や怪我をせずに幸せな日々を過ごしてほしいものです。




そうそう、早め早めの健康診断も大事な未来への準備。まず自分の体を労わることから良き方向に向かっていくと信じて。




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<お知らせ>




サンドーム福井 福井ものづくりキャンパスでは、
「MONO CAN 大人のクラフト教室 伝統工芸×サンドイッチ」の参加者を募集しています。



モノカフェ・パール・エスポワールの6種類のパンの中から好みのパンを2つ選んでほどよく上品な脂の乗りと芳香なうま味、なのに後味はさっぱり!

福井県の新ブランド「ふくいサーモン」をはじめ、サンドイッチにおすすめの数種類の具材やソースをはさみ、オリジナルのサンドイッチを作ります。
これを越前焼の器に盛り、越前打刃物でカットし、越前和紙など福井の伝統工芸を使ってテーブルコーディネートに挑戦します。
福井の伝統工芸を日々の暮らしに身近な食器、調理器具として体感してみましょう。

あなたがカスタマイズしたオリジナルのサンドイッチを美しく写真におさめたら、試食会です。
当日は、パンと具材との相性などについてもワイワイ語ろうというワークショップです。


■日時:2017年9月18日(月・祝)14:00~16:00
■会場:福井ものづくりキャンパス ワークルーム・多目的ホール
■講師:サロン・ラクシュミー代表 道廣喜子
https://kikokitchen.amebaownd.com/

■対象:伝統工芸、クッキングやテーブルコーディネートなど食文化に興味のある中学生以上の方
■定員:20名
■料金:2,000円(サンドイッチ、お土産用のパン、コーヒー付き)

■応募はこちらのフォームから
https://blog.fmfukui.jp/information/1894/

応募の締め切りは9月8日(金曜日)です。
応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。
当選者にはFM福井より9月11日(月曜日)までにメール、電話にてご連絡いたします。
なお、抽選にもれた方にはご連絡いたしませんので予めご了承ください。

道廣 喜子Kiko Michihiro
「GOKAN」担当

<Salon LAKSHMI(サロン ラクシュミー)代表/料理家・美容家>
公的機関の医療者として精神科とNST分野に携わりながら、インファント(乳幼児)マッサージや世界各国の美容技術、アロマテラピー、美容食学、薬膳インストラクターといった美容と食にまつわる国際ライセンスを多数取得。
様々な知識を軸にサロン・スクールを立ち上げ独立する。
『生まれてから死を迎えるまで、医・美・食の調和がとれたサービスと知識の提供』をコンセプトに 広い世代に向けた香育・食育・触育の講演活動、専門学校にて解剖生理学・栄養学講師をつとめる。飲食店やイベントにおけるフードスタイリングやディレクション、空間デザインをてがけるほか、メディアにてレシピ提供やコラムの執筆もおこなう。
不定期開催されるワークショップは即時満席となる人気の企画となっている

[公式ブログ] http://ameblo.jp/lakshmi-aroma/?frm_id=v.jpameblo
[ホームページ] https://kikokitchen.amebaownd.com/

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