マイライフ 【2016.12.19】

工芸の世界~染花作家・川森加奈さんインタビュー

工芸の世界~染花作家・川森加奈さんインタビュー
私は、七宝焼き作家としてイベントに参加させていただくのですが、最近よくイベントでご緒させていただいている方がいます。
とっても素敵な染のお花のアクセサリーなどを制作されている、染花作家さんなのですが、実は工芸部門の中には、の部門がありまして、この染花にとっても親近感がわいている今日この頃です。



これらの素敵なアクサセリーを作っていらっしゃるのは、川森加奈さん

いったいどんな方なんだろうと思い、さっそくインタビューさせていただくことにしました。

 

--------------------------------------------------------------------------------------------------------

★染めを始めたはいつ頃ですか?
高校を卒業後、現在は学科はもうないのですが、京都府にある短期大学 染色技術科(染め織り)に通っていた時ですね。当時から染めものは楽しかったです。

★染花作家になろう思われたきっかけは何だったのでしょう。
短期大学を卒業後、就職後すぐに結婚。夫が転勤族だったため、転々と都市を移り住む生活でした。30代後半になり、「よく生きていたな…」といわれるくらいの病気を経験します。その後、離婚。いつもの帰る家を無くし、お金、病気、どうにもならない状況の中「自分が本当にやりたいことをしよう」と決心。それがアートフラワーでした。私の祖母は、若い時代から約30年アートフラワーを手掛けていました。現在はやめていますが、よく展示会などに出展していましたので、祖母がお花を作る制作過程を子供の頃からながめては、「いつか私も!」と憧れたものです。

そして地元の福井県に帰り、ずっと憧れだったアートフラワーを始めたというわけです。

★制作過程を教えてもらえますか?
アートフラワーは、白い生地をカットし、花びら一枚一枚手染めし、コテを当てて花びらを作ります。花びらを染める場合は、化学染料を使い、色を混ぜ合わせて染めています。

★染めを通じて伝えたいことはありますか?
草木染めが面白いです。百の植物があれば、百の色が生まれ、季節や産地、媒染の方法が異なれば、また何十通りの色が生まれます。植物が太陽の光の中で育ったものと影で育ったものとでは、染まり具合も違ってきます。その創造的な染めを形に出来ればと思います。

【ブルーベリー染め】

【(十薬)どくだみ染め】

★制作している時に、込めている想いはありますか?

現在は再婚し幸せに暮らしています。病気はとても辛かったのですが、過去を悔いたことなどありません。楽しかったことは心の糧に、辛かったことは心のバネにしたいと心掛けています。どなたも、様々な想いを抱いて生活していると思います。私の作る染め花を通して、ほんの少しでも皆さんのヒーリングになれば…そんな想いで制作しています。


★今後の活動予定は?

いろいろな草木で草木染めをしていきたいと思います。現在、福井県の花、水仙の花での草木染めを手掛けています。今後は染め花アクセサリーだけではなく、草木染めのワークショップも取り入れていきたいですね。

 
--------------------------------------------------------------------------------------------------------

いろんなイベントに参加され、素敵な作品を制作されている川森さんは、とってもチャーミングでちょっと天然?な素敵な方でした。
お話しを伺っていると、川森さんの染への想いがとってもあたたかく、素敵な作品が出来上がるのがこの想いからなんだと実感しました。


私も川森さんのワークショップに参加させていただき、染花でヘアピンを作らせていただきました。
川森さんがひとつひとつ愛情を込めて染められたお花を、一枚一枚重ねて完成したヘアピンは、私の宝物です。


【川森さんプロフィール】


作家名:川森加奈
連絡先:080-5366-2299

川森さんの妹さんも作家さんで、【革小物leather craft作家さん】です。
ぜひまた、妹さんにもお話しを伺ってみたいです。

福田 裕子
山村 倫代Michiyo Yamamura
コラム「マイライフ」担当

<七宝工房 宙(sora) 七宝焼き(しっぽうやき)作家>
自身が30才の頃、生きる気力を失い落ち込んでいた時期があり、その時『ふくい工芸舎』さんで展示してあった七宝焼きの指輪に出逢い心惹かれる。七宝焼きに触れていくうちに、七宝焼きの色の変化していく様子に感動し、心が救われたという経験をもつ。
大きな作品には、どこかしらにハートのモチーフを入れ、以前の自分と同じようにつらい思いを持つ人を救えたら…という想いを込めて作品作りをしている。
もっと多くの方に七宝焼きに触れていただきたく、県内外のイベントやワークショップ、展示会にて作家活動中。
日本現代工芸美術展入選・福井県美展知事賞など受賞という実績を持つ。


[公式ブログ] http://ameblo.jp/sippo-kobo-sora/

« 記事一覧へもどる
過去の記事
メールマガジン登録 スタッフ紹介 スタッフブログ
「仕事に家庭にがんばる女性」を応援しています