マイライフ 【2017.02.02】

畑の菌活 その①

畑の菌活 その①

「菌活」という言葉がかなり一般的に定着してきました。

皆様の中にも、「菌活」をされている方、多いのでは?


菌活とは

からだに良い菌を食事に積極的に取り入れることで、

健康や美容に効果があると言われています。

ヨーグルトの乳酸菌や納豆菌、麹菌等々、

からだに良いとされる菌は身の回りに多くあります。



さて、話は変わって。

畑の土の中にも様々な微生物、菌がいます。

わかりやすく例えると、「腸内環境」のようなもので、

人間の腸内には何百種類もの菌が住んでいて、

人に良い影響を与える善玉菌、悪い影響を与える悪玉菌があります。

善玉菌は、病原菌から体を守ったり、腸内環境を良くしお腹の調子を整えたり、

発がん物質を分解したりアレルギー症状を緩和したりという働きもあると言われます。

善玉菌と悪玉菌のバランスはその人の健康状態や食事内容に簡単に左右されるので

「菌活」という形でよい菌を取り入れて腸内環境を整えているわけです。


畑の土もまるで同じでして、

作物を病気に貶めるような悪い菌もいますし、

逆に良い菌もいます。



土壌中に良い菌が多いと、

悪い菌の働きを抑えてくれる、つまり作物が連作障害や病気にかかりにくくなる、

というメリットがあります。

また、良い菌は有機物を分解し、作物が吸収できる「栄養」に変えてくれます。


もちろん作物は、窒素、リン、カリ(NPK)の化成肥料を与えておけば育ちますし

殺菌剤をまけば病気の発生を防いだり治療したりすることはできます。

でも、それは人間がサプリメントで最低限の栄養素だけを摂取して生きていて、

病気になれば抗生物質で良い菌も悪い菌も一網打尽にしてしまっているのと、

同じようなことなのですが・・・これって、「健康」って言えますか?



畑の作物を健康に育てるには、土が元気であることがとっても大切だということが

わかっていただけたかと思います。

畑の菌活=化成肥料や殺菌剤に頼らず自然のパワーで育てる土づくり



それでは、畑の菌活についてその①はおしまい。

次回は実際にぼかしづくりなど具体的なお話をしたいと思います、楽しみにしていてください。

福田 裕子
冨田 美和Miwa Tomita
コラム「マイライフ」担当

<ゆめいく株式会社/野菜ソムリエ>
大学・大学院にて健康科学、応用生理学を学ぶ。身体だけでなく心をも満たす「食」、人と人を繋ぐ力のある「食」の魅力を伝えるべく、結婚・出産後は野菜ソムリエとして食育活動や販促サポートを行う。
平成26年3月、夫のUターンをきっかけに福井に移住し、農業に興味を持つ。自らの農園を立ち上げるべく、現在修行中。



[公式ブログ] http://ameblo.jp//urbanmom
[ホームページ] http://yumeikufarm.wix.com/yumeiku

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