マイライフ 【2017.04.06】

種って面白い~種から野菜を育てよう~

種って面白い~種から野菜を育てよう~

何かと慌ただしい4月になりました。

田んぼや畑も本格的に始まるこの時期、

あちこちでトラクターが仕事しているのを見かけますね。


様々なお野菜の苗が売られ始め、春の畑づくりを始める方も多いと思います。

今日は、「種」のお話。


ほとんどのお野菜は、「種」から芽が出て、育っていきます。

この「種」って、蒔けば芽が出る、というものでもなくて、

様々な条件が整って初めて発芽してくれます。


例えば。

レタスとキャベツを比較してみましょう。

・レタスの発芽適温は15-20℃。

・キャベツの発芽適温は15-30℃。

だいたいこの温度帯で発芽します。

極端に低温、高温になると種がストレスを感じ、

発芽がバラついたり、発芽しなくなったりというトラブルにつながります。

野菜によって、高温に弱かったり低温に弱かったり様々です。


また、レタスは光を好む「好光性」の種なので

光が当たることも発芽の条件になります。

つまり、種まきをするときに覆土(種の上に土をかけること)を

厚くしてしまうと光が当たらず芽が出にくいということです。


もうひとつ、種が芽を出すには「水分」が必要です。

キャベツはやや乾燥気味でも発芽するのに対し、

レタスは少しの乾燥でも発芽が悪くなってしまいます。


レタスとキャベツを比べただけでも、結構、条件が違うことがわかります。

種まきの時期、土のかけ方、水のやり方は、それぞれの野菜に好みがある、

ということを覚えておいて、うまく芽が出るように管理してあげてください。

↑キャベツの芽です。本葉が1枚出てきたところです。


さて、最後に。

この3月に私が育苗していたキャベツですが、

ハウスの中の温度は外側がどうしても低くなるので、

見事にグラデーションになって育っているものがありました。



写真左手が外側(ガラスに近い側)、右手が中心に近い側です。

ちょっとした温度の違いが、見事に発芽~生育の差になって表れています。

野菜の赤ちゃんって、意外に繊細なんですね♪


さあ、皆様もぜひ、種から野菜を育ててみてくださいね!

福田 裕子
冨田 美和Miwa Tomita
コラム「マイライフ」担当

<ゆめいく株式会社/野菜ソムリエ>
大学・大学院にて健康科学、応用生理学を学ぶ。身体だけでなく心をも満たす「食」、人と人を繋ぐ力のある「食」の魅力を伝えるべく、結婚・出産後は野菜ソムリエとして食育活動や販促サポートを行う。
平成26年3月、夫のUターンをきっかけに福井に移住し、農業に興味を持つ。自らの農園を立ち上げるべく、現在修行中。



[公式ブログ] http://ameblo.jp//urbanmom
[ホームページ] http://yumeikufarm.wix.com/yumeiku

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