ふくいステキ女史 【2014.11.20】

社会保険労務士法人 リヴル総研/新井香織さん

社会保険労務士法人 リヴル総研/新井香織さん

【たくさんの方とのつながりに感謝です】



松本:新井さん、よろしくお願いします。まずはじめにお仕事の内容を教えてください。

新井:はい。私は社会保険労務士法人リヴル総研で、社会保険労務士の補助業務を行っています。具体的には、労働保険や社会保険等の届出や給与計算、就業規則の作成や助成金手続きなどのお手伝いです。リヴルは社会保険労務士2名、補助者4名の女性ばかりの職場です。職場では私が一番年下なので、経歴も人生経験も豊かな先輩方に囲まれて、日々勉強しているといったところです。


松本:ここでお仕事をして、どのぐらいになるのですか。

新井:2年ほどですね。高校を卒業してから福井を離れ、金沢の専門学校に進みました。その後、東京で就職し、Uターンしてきました。


松本:しばらく福井を離れていたのですね。県外へ出る決心をされた時、ご両親は反対されませんでしたか

新井:専門学校は金沢でしたので大丈夫でしたが、東京で就職することには、かなり反対されましたね。


松本:そうですか。東京行きを決めたきっかけは何だったのでしょう。

新井:東京に出たくて東京に就職したという訳ではないのです。金沢の専門学校で、グラフィックデザインを勉強していたのですが、その関係のお仕事を探して、東京の会社に行きついたというところです。


松本:グラフィックデザインですか・・・。難しそうですね。

新井:結局その関係のお仕事からは離れてしまいましたが、今、代表の奥村がセミナーで使う資料や助成金のチラシなどを作る時に、デザイン関係の知識が役立っているかなあと思っています。



松本:今のお仕事にも役立っているのはいいですよね。では次に、新井さんの家族構成をお聞きしてもいいですか。

新井:はい。小学2年生の娘と二人暮らしです。実は6年ほど前にシングルになりました。娘が小学校に入る前に福井に戻り、今は二人でのんびり生活しています。


松本:お嬢さんとお二人とのことですが、東京から戻る際、ご実家に入ることは考えなかったのですか。

新井:私自身実家を出てかなり時間も経っていましたし、両親には両親の生活があります。100%甘えてばかりでは、お互いの生活が成り立たなくなるのではないかと考えました。そして、困ったときは頼りにし合える距離で、生活することを決めました。幸い、兄家族が近くにいますので、週末には行き来することもあります。


松本:そうですか。100%頼り切らないところが新井さんの母親としての強さですね。しかし、お一人ではいろいろ大変なこともあるでしょう。

新井:たまに言われます(笑)でも、そんなこともないです。子どもが6か月ぐらいから、育児ストレス解消も兼ねてパートでのお仕事は始めていました。シングルになってからフルタイムに変えたのですが、周りの方々にありがたいほど助けていただきましたし、福井に帰ってからも、一人で四苦八苦しているといった感じはなかったです。恵まれていると感じています。




松本:周りの方々の応援ですか・・・。具体的に聞かせていただけますか。

新井:はい。職場の仲間や友人、保育園(小学校)や学童の先生方、ご近所の皆さんまで、いろんな方々に出逢い、支えられて、「子も私も育てていただいている」と感じています。娘を育てているのは、私一人ではないように思えます。感謝しきれないですね。

また、皆さんが、娘を〇〇ちゃん!と名前で呼んでくださることも、とても親近感を持てて嬉しいです。娘も一緒に喜んでいます。


松本:娘さんとも良い関係なのですね。

新井:はい。親子関係を超えて、友人関係のような時もあります。学校や学童でたくさんの事を学んでくるので、最近はこちらが教わることも多いように感じます(笑)

ただ、来年学童に入れるか?というところが、今は少し心配です。


松本:子どもたちの放課後の問題は、働くママにとっての悩みどころですね。

新井:子育て中の共働き世帯が増えている地域の為、娘の通う学童は定員がいっぱいいっぱい。小学校3年生は入れないかも!?なんです。シングルだからという訳ではないのですが、学童にもう少し長くお世話になれるように、学童数が充実してくれたらいいなあと思います。


松本:そうですね。中学年だと、まだ心配ですものね。行政のサポート体制について、他に感じていらっしゃることはありませんか。

新井:いろんな面でサポートしていただいていると感謝しています。強いて言うと、医療費補助の形でしょうか。福井は後から返金されるシステムなのですが、東京ではそもそも病院や薬局で子どもたちにかかった診療費や薬代を支払うことがなかったんです。正直、楽でしたね。


松本:保険証と医療証があればいいのですから、確かに楽ですね。地方自治体によってサポートの形は違うようです。東京から戻られて、福井での生活はいかがですか。

新井:生まれ育った場所だということで、やはりのびのびできますね。自由にフワフワ生きているという感じがします(笑)それに、悩みも軽減されたと思います。



松本:以前は、どんな悩みを抱えていたのでしょう。

新井:都会は選択肢が多いです。視野が広がる事は良いことです。しかし、多くの情報量にアタフタしていたのも事実です。田舎育ちの私には、子供の成長を見ながら都会で過ごせるか心配でした。その点、福井は勝手知ったところなので気分的にも楽です。今は、都会での広い視野の持ち方も役に立っています。


松本:選択肢が多すぎるのも悩みものですね。今はストレスを感じる事はありませんか。

新井:自分の時間を作ることはなかなか難しいですが、休みには子どもと出掛けるなど、息抜きもしています。自他ともに認めることですが、特に家事は頑張りすぎないことにしているので(笑)、焦らずのんびり、今を楽しんでいます。


松本:素敵ですね。最後に新井さんの今後の展望をお話しいただけますか。

新井:お仕事はずっと続けていこうと思っています。弊社の代表、奥村のように生涯現役でいたいですね。家庭では、時間の許す限り、娘とベタベタしていたいです。とは言え、いつかきっと巣立っていくと思うんです。私のように、福井を出ると言うかもしれません。その時は、寂しいですが、「行ってきね~!」と背中をポンと押せる母でありたいです。それまでは、福井の良さを目一杯、一緒に感じていきたいと思っています。




<後記>

優しさの中にふんわりとした温かさを感じる新井さん。若さ以上に、母としての強さも兼ね備えたしっかり者の女性でした。「働く女性がたくさんいる福井に生まれて良かった」という言葉が何より印象的でした。

新井さん、ありがとうございました。alicaスタッフ一同、益々のご活躍をお祈りしています。



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  <インタビュアー:松本 昌代>

株式会社ドリームワークス 研修講師兼アドバイザー
長野県松本市出身、同志社大学文学部卒。
大学卒業後、学校法人河合塾に入社。8年間で延べ1,500人を超える受験生の進路指導をする。同時に新規事業の立ち上げ、市場調査、職員の採用や育成にも携わる。
その後、お客様サービスセンターを運営する大手企業に入社。社会保険労務士・産業カウンセラーの資格を取得し、総勢200名のスタッフの労務管理を実施。スタッフの定着化に大きく貢献。
結婚・出産を機に退職し家庭に専念。2013年株式会社ドリームワークスに入社。研修講師兼アドバイザーとして活躍中。


<写真撮影:杉下 美智代>

プログラマー、事務職を経験。1998年出産を機に退職。以降15年間、IT会社を経営する夫のサポートをしつつ、家事に専念する。
2013年株式会社ドリームワークスに入社。働く女性応援情報サイトalica(アリカ)の運営担当に抜擢。コラム「マイライフ」の執筆のほか、ふくいステキ女史のインタビュアーやカメラマンなど、運営管理を一手に任されている。

Photo
新井 香織Kaori Arai

社会保険労務士が行う、労働保険や社会保険等の届出、給与計算、就業規則の作成や助成金の手続きなどの補助業務。
グラフィックデザインの知識を活かし、会社主催のセミナーの資料や、助成金のチラシなどの作成も手掛けている。

[ホームページ] http://libresouken.com/
[Facebook] https://www.facebook.com/pages/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E4%BF%9D%E9%99%BA%E5%8A%B4%E5%8B%99%E5%A3%AB%E6%B3%95%E4%BA%BA-%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%83%AB%E7%B7%8F%E7%A0%94/108533142650435

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