ふくいステキ女史 【2015.07.23】

株式会社たからや商店/WEB担当 宝山 友紀さん

株式会社たからや商店/WEB担当 宝山 友紀さん

【楽しい気持ちで仕事をすることが大切です】


杉下:宝山さんのお仕事を教えてください。
宝山:たからや商店は、プロパンガスや住宅設備等を取り扱う燃料店なんですが、6年ほど前にWEB部門を設けて、「越前宝や」というネットショッピングサイトを立ち上げました。主に、福井の越前で獲れました海の幸、干物やカニを中心に販売していまして、お客様から注文が入りますと、それらの商品を梱包してお送りしています。


杉下:燃料店さんがネットショッピングというのは、なかなか結び付きませんが、なぜ始めようと思われたんですか?
宝山:もともとは燃料店のみで経営していましたので、私の仕事も事務職だけでした。ところが、7年ほど前にオール電化の流れがきまして、プロパンガスだけではなかなか難しい状況になってきたんですね。その時に、もう一つ何か柱になる事業はないかと、社長である主人が提案してきたのが「ネットショッピング」だったんです。そして、私の実家が越前町で海産物を扱っていましたので、福井の美味しいお魚を全国に向けて販売しよう、となったわけです。


杉下:そうだったんですか。ではネットショッピングに関して詳しい方が?

宝山:いえいえ!とんでもない!興味はありましたが、誰一人右も左もわからない状態だったんです。それでも社長はやる気満々。で、誰がやるの?となった時に私しかいなかったんです。


杉下:一からのお勉強だったですね。
宝山:大阪まで、ヤフーの勉強会に通いましたし、その他にもいろんな勉強会に参加したりして、どうにかサイトを立ち上げ運営できるまでになりました。実は私、サイトさえ立ち上げれば商品は売れるものだと思っていたんです。ところが、注文は1ヶ月に1件。そんな状態が3ヶ月続き、それは間違いだと気付かされましたね。「やっぱり無理だったのか」と、非常に落ち込んでいた私たちに手を差し伸べてくれたのが、当時のヤフーの担当者さんでした。一つ一つ丁寧に対策を教えてくれて、その通りしていたら少しずつ売り上げも伸びていったんです。これなら続けていけると思えるようになったので、感謝していますね。


杉下:始まりは決して順調ではなかったというお話ですが、現在ではなんと、数々の部門でランキング1位を獲得、リピーターさんも多いとうかがっています。

宝山:ありがとうございます。おかげさまで、たくさんのお客様にご支持いただいております。本当にありがたいことです。




杉下:お仕事をされていて良かったと思うことや、やりがいを感じるのはどんな時か教えてください。

宝山:ネット販売をするようになって、色々な方と人脈を広げられた事です。事務仕事をしていた時は外に出る機会も少なかったですが、勉強会などでたくさんの方と接することができ、学び、気づきをいただけることはうれしいですね。そしてやはり、お客様からの喜びのお声ですね。商品をお送りする時に、ご感想用のハガキを同封しているんですが、喜びのお声がハガキで返ってくると、それがスタッフみんなの励みとなり、やりがいにつながっています。


杉下:では、辛いと思うのはどんな時でしょう。

宝山:お客様からクレームをいただいた時ですね。非常に直接的な言葉でお叱りを受けるので、そういった場合は真摯に対応させていただきます。それと、海産物は漁獲量に左右される場合も多いので、お客様をお待たせしてしまう事ですね。あとは売り上げが落ち込んだ時、それと売り上げが急激に伸びた時でしょうか。


杉下:売り上げが急に伸びた時に辛いと感じるのはなぜですか。

宝山:売り上げが急に伸びた時は、嬉しい反面、発送の作業などがとても忙しくなり、体力的に辛くなるんです(笑)一番忙しくなるのは年末です。カニの時期であり、お歳暮や、年末年始に向けての注文を多数いただきますので、この時期は非常に大変です。他にも、母の日や父の日なども注文が集中するので忙しくなります。


杉下:なるほど、そういうわけでしたか。現在スタッフの方は何名ですか?
宝山:私の他に女性が3名です。ここでは2名のスタッフが作業をしてくれています。実は1名は栃木県にいるんです。主にサイトの管理をしてくれていたスタッフでしたが、結婚して栃木県に行く事が決まったので、当初は会社を辞める予定だったんです。でもよく考えてみたら、ネットさえつながっていれば栃木でも仕事が出来るよね!という事で、みんなで話し合った結果、そのまま仕事を続けてもらう事にしたんです。




杉下:それがネットの良い所ですね。スタッフの方とのコミュニケーションについてはいかがでしょう。

宝山:非常に良いと思います。女性にとって話すという事はとても大事なコミュニケーションなので、おしゃべりは欠かせないですね。そうする事でみんな楽しく仕事が出来ますし、そういう職場でありたいといつも思っています。


杉下:非常に忙しい時期もあるとおっしゃっていましたが、お仕事と家庭の両立について、工夫している点などありますか。
宝山:通常の勤務時間は、8時半から17時半までと決め、仕事と家庭の区切りをしっかりつけることですね。忙しい時期は、どうしても仕事優先になってしまうので、家事は主人や中学生の娘に協力してもらっています。主人は普段からも結構家事をしてくれるので助かります。


杉下:最後に働く女性にメッセージをお願いします。

宝山:女性が働くというと、家庭と両立して忙しい...生活の為だからがまんしている...など大変そうなイメージがありますね。でも、「仕事は遊び!」と思うと楽しく仕事が出来ます。重い気持ちで仕事をしていてもどんどん辛くなっていきませんか。要は気持ちの持ち方なんだと思うんです。私は、おしゃべりをしながら笑い合いながら仕事が出来るこの環境を、とてもありがたいと思っています。今のお仕事に、何か「楽しい」を見つけて、日々楽しくお仕事して欲しいですね。



<インタビュー後記>
インタビュー取材終了後、お茶をいただきながら、しばらくお話させて頂くと、気がつけば逆インタビュー状態に。宝山さんは大変聞き上手で、思わずいろんな事を話してしまっていた私たち取材班なのでした。「人と出会う事で、必ず何か新しい発見があり、それが自分の活力になるんです」いただいた名刺に書かれていました『出会いに感謝 一期一会』の言葉。宝山さんの気持ちが素直に表現されているのだなと感じました。
宝山友紀さんありがとうございました。今後ますますのご活躍お祈り申し上げます。



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<インタビュアー:杉下 美智代>

株式会社ドリームワークス/alica運営管理担当

<写真撮影:進藤 風吹>

grafeel/フォトグラファー

Photo
宝山 友紀Yuki Hohyama

結婚と同時に、ご主人の会社の事務として働き始める。2008年2月6日ヤフーショッピングサイト「越前宝や」を立ち上げ、WEB担当として、サイトの運営管理、商品の仕入れ、梱包、発送、お客様対応などすべての仕事をこなしている。
「越前宝や」の商品は、Yahoo!ショッピング・楽天市場・amazon.co.jpにてお求めいただけます。


[Facebook] https://www.facebook.com/fukuitakaraya

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