ふくいステキ女史 【2015.10.26】

公益財団法人 ふくい産業支援センター 販路開拓支援部/主査 岡田 留理さん

公益財団法人 ふくい産業支援センター 販路開拓支援部/主査 岡田 留理さん

【いつまでもチャレンジ精神旺盛でいたい】


杉下:岡田さんのお仕事について教えてください。
岡田:福井県産業情報センター内に事業所があるのですが、こちらのセンターの施設管理と、女性創業支援事業全般を担当しています。


杉下:女性創業支援事業とはどういったものでしょう。

岡田:ふくい産業支援センターでは、今年度から新しい取り組みとして、女性創業支援事業を行っていくことになりました。女性創業相談窓口を設置したり、女性向けに創業セミナーや勉強会を企画・運営しています。今は「Meet Up☆スクエア~わたしスタイル創業未来塾~」を展開中です。


杉下:「Meet Up☆スクエア」は、alicaナビゲーターの山内もメンターとして参加させて頂いています。この企画は岡田さんがされたと伺いましたが。

岡田:はい、そうです。実は私、今年の4月にこちらに入社したばかりなんですが、入社して早々、女性創業支援にむけて企画してねと言われて、立ちあげたのが「Meet Up☆スクエア」なんです。福井には、起業に興味はあるけど、どうしたら良いのか分からない。日々の生活に追われて自分の中で考えがまとまらない。こういった思いを抱えている女性がたくさんいると思うんです。この企画は、福井で実際に起業して活躍されている先輩起業家をゲストにお迎えして、創業時のエピソードを伺っていく内容になっています。参加して頂いた方が、何か新しいことにチャレンジしたり、創業に向けて前に進むきっかけになるとうれしいです。



杉下:FBでセミナーの様子を拝見させていただいているんですが、多くの方が参加されていますね。

岡田:はい。皆さま関心をもってくださって、おかげさまで、毎回多くの方からお申し込みをいただいております。Meet Up☆スクエアは、ゲストとメンターの3人の掛け合いトークから飛び出すぶっちゃけ話が大きな魅力の1つなんですが、台本無し・お約束無しの現場だからこそ、実は舞台裏では、何度も打ち合わせを重ねて、信頼関係作りに時間をかけているんです。それに、山内メンターのMeet Up☆スクエア限定のワークショップも、大きな魅力の1つなんですよ。山内メンターにご無理を言って、8回全て異なるテーマで作っていただいています。
セミナーの告知は、HPやFB、チラシなどで行っているんですが、坂井市、鯖江市、敦賀市、福井市の県内4地域・全8回の日程で開催しているセミナーなので、それぞれの地域の方にセミナーの情報をいかに広く届けていくかが毎回の課題なんです。FBページに記事を書いたり、友人知人の方に情報をシェアしてもらったり、時にはメディアで取り上げてもらったりして、たくさんの方の力をかりながら、情報の拡散に努めています。セミナー運営業務は、上手くいくことばかりじゃなくて、ピンチなときもあるんですが、周囲のサポートと持ち前のチャレンジ精神で、なんとか乗り越えてきました。


杉下:いろんな人に知ってもらうって、大変なんですね。それにしても、岡田さんのチャレンジ精神はすごいですね。

岡田:きっと、社会保険労務士として個人で仕事をしていた時期があったからだと思います。私はここに入社する以前、約6年間、社労士の個人事務所を開いていました。子どもを産んで、子育てをしながら社労士の資格を取得しまして、すぐに開業しました。経験不足で失敗や悔しい思いもたくさんしましたが、社労士という仕事にやりがいを感じていたので、皆さんのお役に立ちたいという思いで、とにかくがんばりました。同時に、行政機関の総合労働相談員として数多くの労働問題に対応したり、人材育成コンサルタントとして、多くの企業を訪問するという経験もしていますので、それも今に活きているのかもしれません。



杉下:そのやりがいを感じていた個人の社労士事務所をやめて、こちらに入社されたのはなぜですか。

岡田:開業社労士として仕事を続けていくという選択はもちろんあったんですが、別の生き方も考えてみたいという気持ちがだんだんわいてきて、社労士のスキルを活かしながら、何か新しいことにチャレンジしてみようと思うようになったんです。そんな時に、こちらの採用試験の募集を見まして、とにかく飛び込んでみようという気持ちで受験し、ありがたいことに採用していただきました。おかげ様で、今までしたことのない企画運営などやらせていただいて、大変ながらも楽しく仕事しています。ただ、この年齢で新入社員として一から仕事を覚えるというのは想像以上に大変で、自己嫌悪に陥ることもしょっちゅうです。早く職場環境に慣れて、組織の戦力になれるようがんばりたいです。


杉下:ご家族の皆さんはどうでしょう。

岡田:夫は私の良き理解者であり、一番の応援者です。わが家は核家族なので、仕事が忙しい日が続くと家事が満足にできず迷惑をかけることも多いですが、小学3年の娘と共に、いつも私を元気付け、励ましてくれます。仕事をしていく上で、家族が味方でいてくれるというのは心強いですね。



杉下:ご家族の仲も良いんですね。では、岡田さんの今後の夢を教えてください。

岡田:今は、創業を目指している女性の縁の下の力持ちになりたい、という気持ちが強いです。ふくいの女性はバイタリティがあって、県内だけではなく、県外に進出できる力を持っている方が多いと思うんです。私はそういった方々に必要な情報を提供したり、販路開拓ツールをご紹介したりして、精一杯支援していけたらと思っています。夢をかなえるふくい女性が一人でも多くなるとうれしいですね。


杉下:私もそういった女性が増えていく事を期待したいと思います。最後に、働く女性にメッセージをお願いします。

岡田:毎日忙しくても、日常に流されず、あきらめず、やりたい事は自分が納得するまでチャレンジすることが大切だと思います。忙しい中チャレンジする事は本当に大変だけど、いろんな事に携わると、新しい世界がどんどん広がっていくし、刺激にもなります。ふくい産業支援センターでは、創業支援事業だけでなく、パソコンのスキルアップや、ビジネスセンスアップなど、働く女性を応援する講座やセミナーを多数開催しています。ふくい産業支援センターなどの支援機関や相談機関を有効に活用して、人生をより豊かにしていけたらいいですね。




<後記>

岡田さんと私(杉下)は、実は小学校の同級生なんです。5・6年生の時にいつも一緒にいた友達でした。中学を卒業してから、一度も連絡を取り合うこともなかったのですが、20数年ぶりに、生き生きと仕事をしている彼女と再会できた時は嬉しかったです。今は職場も近いという事もあって、度々ランチを一緒にするようになりました。今回、インタビューという形で、常に新しい事にチャレンジして自分を成長させている彼女をあらためて知り、私もまだまだ頑張らないといけないな、という気持ちになりました。

岡田留理さん、ありがとうございました。今後ますますのご活躍お祈り申し上げます。
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<インタビュアー:杉下 美智代>

株式会社ドリームワークス社員/alica運営管理担当
2013年株式会社ドリームワークスに入社。働く女性応援情報サイトalica(アリカ)の運営担当に抜擢。コラム「マイライフ」の執筆のほか、ふくいステキ女史のインタビュアーやカメラマンなど、運営管理を一手に任されている。


<写真撮影:川口 奈津子>

grafeel代表/商業フォトグラファー
出版社専属カメラマンを経て2010年 grafeel創立。2011年grafeel-studio始動。本格的にフリーの商業カメラマンとして活動を始める。
特に、人物と料理の写真には定評があり、気さくさと現場での臨機応変な対応から、根強いファンを持つ。現在は福井県だけでなく、石川や富山など近隣の県でも活躍中。コラム「マイライフ」にも執筆。

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岡田 留理Ruri Okada
主査

2009年に「社会保険労務士岡田事務所」を開業し、約6年間、顧問社労士、困難事案担当の総合労働相談員、人材育成コンサルタントなどの業務をこなす。2015年4月「公益財団法人 ふくい産業支援センター」に入社。主に女性創業支援業務を担当。現在「Meet Up☆スクエア~わたしスタイル創業未来塾~」を企画・運営している

[ホームページ] http://www.fisc.jp/
[Facebook] https://www.facebook.com/meetupsquare

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