ふくいステキ女史 【2016.02.01】

社会福祉法人双和会 プライムハイツ春江/下宮 由衣さん

社会福祉法人双和会 プライムハイツ春江/下宮 由衣さん

【周りのすべての方に支えられている事に感謝です】


杉下:施設と下宮さんのお仕事について教えてください。
下宮:社会福祉法双和会は、特養養護老人ホーム・地域密着型介護老人福祉施設・軽費老人ホーム・ケアハウス・介護付き有料老人ホームを運営しています。また、グループには、医療法人聖仁会の藤井医院と老人保健施設があります。私は、地域密着型介護老人福祉施設 プライムハイツ春江で介護職をしています。


杉下:具体的にどういったことをされていますか。
下宮:プライムハイツ春江は、施設内は4つのユニットといわれるグループに分けられていて、それぞれのユニットにはキッチン・リビング・和室・共用トイレがあり、約10名の方が入所されています。私たちはご利用者の方が出来ない身の回りの事を介護します。例えば、着替え・入浴・排泄・食事の介助などです。とはいえ、ご利用者様はお一人お一人、生活の仕方、性格、出来ること出来ないことが違いますので、その人がその人らしい生活が出来るような支援を心がけています。


杉下:介護のお仕事を選ばれたのはなぜですか。
下宮:祖父母と一緒に暮らしていたせいか、小さいころからお年寄りの方と接することが好きだったからです。そのうち介護の仕事をしたいと思うようになり、福祉の大学を経て、昨年4月こちらに就職しました。



杉下:お仕事を始めて1年目なんですね。念願の介護のお仕事に就かれて、良かったことや、やりがいを感じたことはありますか。
下宮:施設では自立支援の取り組みもしているのですが、ご利用者様が以前よりも安定して歩けるようになったり、トイレでの排泄が出来るようになったり、ズボンを自分であげられるようになったりなど、ちょっとしたことですが、出来なかったことが出来るようになったときは、やはり嬉しいですね。そのほかにも、施設では季節に合わせていろいろなイベントを行っているのですが、ご利用者様がいつも以上の笑顔をされていると、こちらも「喜んでもらえている。やって良かった」という気持ちになります。


杉下:大変だなと思うことはありますか。
下宮:就業時間が、早出、日勤、遅出、夜勤の4シフトになっているので、それに慣れるまでは生活リズムが崩れて大変でした。それと、ご利用者様との意思疎通が上手くできず、何をしてほしいのか、何を求めているのか分からない時ですね。


杉下:その場合はどうされていますか。
下宮:そうですね、例えば苛立っているように見えたら、なぜ苛立っているのか、お部屋に戻りたいのか、トイレに行きたいのか、嫌なことがあったのかなど、予測しながら声かけをしていくんです。そして、うなずいたり声を出してもらったり、表情や反応を見る事で、相手の気持ちを考え対応するようにしています。普段から触れ合ってコミュニケーションをとることで、いつもと違う様子の変化に気付けるよう心がけてはいますが、難しいですね。


杉下:ご利用者様のちょっとした変化に気付いてあげることが大事なんですね。
下宮:福祉の大学は出ていますが、実習経験はほとんどなかったので、実際に介護の現場に入った時は、緊張の連続でした。先輩方にはたくさんのことを教えていただいています。丁寧に教えて下さる時もありますし、私に「どうするといいと思う?」と自分で考える場面を与えてくれる時もあります。その他にもいろいろな研修を受けたりして、多くの事を勉強させていただいているのでありがたいです。学んだことは、精一杯仕事に活かせるように頑張っていきたいと思っています。




杉下:今までに仕事での失敗などはありましたか。
下宮:いけないことなのですが、重要な確認ミスをしてしまったことがありました。一つのミスが重大な事故にもなりかねないので、その時は厳しい指導を受けました。


杉下:そうでしたか。
下宮:やはりミスをした後は気持ちが沈んでしまいます。そんな時は同期の子たちと話をしますね。グループ内の違う施設や、別のユニット、別の部署で仕事をしている同期がいるんですが、それぞれに頑張っていることや悩みなど話すことで、お互いに共感したり、自分自身に気付きがあったりするんです。私にももっと出来ることがある、と前向きになれます。そういう風に高め合っていける仲間がいる事は嬉しいですね。同期はもちろんですが、先輩職員、その他多くの職員の方々に支えられながら仕事をさせていただいているので、何よりも感謝の気持ちをもって働くことが大切だと思っています。


杉下:周りの方々の支えは心強いですね。では最後に、下宮さんの今後の目標を教えてください。
下宮:もっと知識を身に付けて、いつかはケアの方法や自立支援で気付いたことを、自ら発信していけるようになりたいです。あと、介護福祉士の資格はぜひ取りたいです。



<後期>
今回のふくいステキ女史は、入職1年目23才の新人さんです。初めにお会いした印象は、初々しさが残るとても穏やかな雰囲気。ところが話をしていくと、熱心に仕事に取り組む、努力家でしっかり真の通った女性でした。「勉強させてもらえる場が多いんです」とにこやかに語り、学んだことはすぐに現場で実践出来るよう心掛けているそうです。今後の目標にむけて、自宅でも介護に関する本を読んだりしているとのこと。本当に介護の仕事が好きだということがよく分かりますね。目標に向けて頑張る、これからの彼女の成長が楽しみです。
下宮由衣さん、ありがとうございました。
今後ますますのご活躍をお祈り申し上げます。


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<インタビュア・写真撮影:杉下 美智代>

株式会社ドリームワークス/alica運営管理担当

Photo
下宮 由衣Yui Shimomiya

2015年4月に入職。介護職員として日々奮闘中。

[ホームページ] http://fj-g.jp/facility/06

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