ふくいステキ女史 【2016.03.29】

株式会社マリージョゼ ヘルシービューティーパーク DILGAワッセ店/店長 坂井 純子さん

株式会社マリージョゼ ヘルシービューティーパーク DILGAワッセ店/店長 坂井 純子さん

【頭の中では常に時間管理をしながら行動しています】


杉下:坂井さんのお仕事について教えてください。
坂井:福井市のパワーセンターワッセ内にあります、ヘルシービューティーパーク DILGA(ディルガ)ワッセ店で店長として、美容師の仕事をしています。


杉下:こちらでお仕事されてどのくらいですか。
坂井:21年になります。最初はマリージョゼ駅前店で、14時までのパート勤務だったんですが、入って5年ほどしてからワッセ店の店長になりました。


杉下:パートから店長になろうと決めたきっかけは何だったんでしょう。
坂井:離婚ですね。実はその頃に離婚をしまして、3人の子供を養っていかなくてはいけなくなったんです。どうしようかと悩んでいた時、現在代表の坂本が「ワッセ店の店長としてやってみないか」と勧めてくれたんです。ありがたかったですね。そしてパートから正社員の店長という役職に変わってからは、がむしゃらに仕事をしました。子供の為にも私がしっかり稼がないといけませんので、毎日のように残業し、帰りが夜の10時頃になる時もありました。




杉下:シングルマザーで、3人のお子さんを抱えて、大変だったと思います。坂井さんがお仕事に出ている間、お子さんたちはどうされていましたか。
坂井:それが、私は横浜出身なので、当然実家を頼ることなんてできませんでしたし、子供を預けられるような知り合いもいなかったので、3人でアパートに留守番させていたんです。長男が中学生、次男、長女が小学生でしたね。食事は冷凍食品を使ったり、温めて食べられるものを用意しておいたりして、子供たちだけで食べてもらっていました。


杉下:お子さんに行かないでと泣かれたりなんてことは。
坂井:ありました。でも私も必死でしたし、子供が泣いていたって仕事行かなくちゃいけない!と自分を奮い立たせて仕事に行っていました。今考えると、かわいそうなことしてきたな...と思いますね。それでも、子供たちは非行に走る事もなく、家の手伝いも良くしてくれていましたので、本当に助かりました。


杉下:そのお子さんたちは今おいくつになられたんですか。
坂井:長男28才、次男26才、長女23才です。上2人の息子はそれぞれ一人暮らし、娘は同居しています。そして今は三男もいるんですよ。実は10年前に再婚しまして、42才で4人目を出産しました。その子が4月から小学校に入学するんです。


杉下:上の3人のお子さんとはかなり年の離れたご兄弟になりましたね。
坂井:42才での出産だったので、大変かと思っていたんですが、病院について30分で生まれるという、超がつくほどの安産でしたし、出産後も2ヵ月で職場復帰したんです。


杉下:2か月後に職場復帰ですか。すごいですね。
坂井:やはり長く休んでしまうと、それだけお客様をお待たせしてしまう事になります。もしかしたら、他の美容室に変わっていってしまうかもしれません。それを考えたら少しでも早く復帰したいと思ったんです。


杉下:復帰後、お客様の反応はいかがでしたか。
坂井:そうですね。ありがたいことに、お客様からはたくさんお祝いしていただきました。私には同年代のお客様が多いので、まだ赤ちゃんの息子を連れていくと、すごく可愛がってくれましたね。そんな風に接して下さるお客様がいることが嬉しいですし、仕事に対する励みになりますね。




杉下:仕事の仕方に変化はありましたか。
坂井:残業をしなくなりました。子供のお迎え時間に間に合うように、8時~17時の勤務形態にしてもらっています。私の他にも、子供のいるスタッフも多くいますので、子育て中のスタッフは早い時間で終われるようにしています。


杉下:それは助かりますね。仕事をしていく上で、坂井さんが日頃心掛けている事は何でしょう。
坂井:最近はスタッフを褒める事ですね。私が若かった頃は、「叱って育てる」が当たり前だったと思うのですが、今は「褒めて育てる」が主流ですので、それが私にはすごく難しいんです。良くないところが見えると、すぐに口に出してきつく言ってしまうんですよ。優しくオブラートに包んで話すという事がなかなかできないんです。職場でも、子供に対してもそうですね。欠点ばかり見て叱るのではなく、良い所を見つけて褒めるということ、頑張ってます。


杉下:では、働く女性の方へ一言お願いします。
坂井:私は何をする時にも、常に時間管理を大事にしています。頭の中では常に時間を気にしながら、行動スケジュールを立てます。先ずアレをして、コレをして、コレをしている間にソレをして、終わったらナニをして・・・のように。そうする事で、仕事も家事も何事も手を抜かずに全力でできるんです。ただ、年齢のせいか、最近少し疲れを感じるようになってきたので、時々は「休める」という時間を設けないといけませんね(笑)



<後記>
株式会社マリージョゼ 代表取締役 坂本まゆみ様からは、「仕事もプライベートも全力投球、スピード命の店長です」とご紹介いただいていましたが、お会いしてみて、まさにその通りの方だなと思いました。仕事においても子育てにおいても、覚悟を決めた女性というのは本当にお強いですね。スタッフを褒めるのが難しいという坂井さんですが、「たまに褒めると『どうしたんですか?気持ち悪いですよ~』と言われるんです」とおっしゃっていました。このやり取りをみても、お互いに信頼関係が出来ているからこその会話だなと感じました。厳しくても表裏のない坂井さんのお人柄が、きっと他のスタッフさんから慕われている理由なのでしょうね。
坂井純子さん、ありがとうございました。今後益々のご活躍をお祈り申し上げます。



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<インタビュアー・写真撮影:杉下美智代>

株式会社ドリームワークス社員/alica運営管理担当

2013年株式会社ドリームワークスに入社。働く女性応援情報サイトalica(アリカ)の運営担当に抜擢。コラム「マイライフ」の執筆のほか、ふくいステキ女史のインタビュアーやカメラマンなど、運営管理を一手に任されている。

Photo
坂井 純子Jyunko Sakai
店長

27才の時から約5年間、マリージョゼ駅前店にパートとして勤務。その後、マジョ ワッセ店の店長に就任。以後16年、店長としてワッセ店を支えながら美容師として活躍中。

[ホームページ] http://www.marie-jose.co.jp/

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