ふくいステキ女史 【2016.07.20】

株式会社GAIA 〔veg.yard〕/取締役社長 石内 ももよさん

株式会社GAIA 〔veg.yard〕/取締役社長 石内 ももよさん

【目標は上場!女性がイキイキと働ける場所を作りたいんです】


杉下:veg.yard(ベジ・ヤード)さんは、昨年の11月にこちらの福井市高木中央に移転オープンされたんですよね。ランチタイムにはすぐに満席になってしまうほど、女性に大人気とうかがっておりますが、インテリアもオシャレで素敵な店内ですね。
では早速ですが、石内さんのお仕事について教えてください。
石内:はい。株式会社GAIAは、このNATURAL DELI & CAFE「veg.yard」(ナチュラルデリ アンド カフェ ベジ・ヤード)の店舗運営をしています。「veg.yard」では、『全ての女性のワクワクとした未来と幸せの為に』をコンセプトに、頑張る女性が幸せを感じられる空間、こだわりの食材を使った、ヘルシーで安全でおいしいオリジナルメニューをご提供させていただいています。ランチ・お弁当・ケータリング・カフェでご利用いただけます。
私は取締役社長 兼 店長という立場で仕事をしています。




杉下:石内さんは30歳だと伺っておりますが、取締役社長というお立場なのですね。どのような経緯で社長職に就かれたのでしょう。

石内:私がこちらに入社したのは4年前なんですが、それまでは美容師をしていました。海外に行くのも好きで、何度かイギリスに渡り、イギリスで美容師の仕事をしていたこともありました。でも実はその当時から、自分で起業して仕事がしたいという強い思いがずっとありまして、その時働いていた美容室でそれは出来ないと感じたので、そのお店をスッパリ辞めたんです。社会勉強のつもりで、全く違う業種である、このveg.yardにバイトとして入りました。何もわからず、最初は野菜の切り方を教わるところからでした。それが1年後に店長になり、その後営業部長になり、取締役になり、現在の取締役社長になったんです。


杉下:社会勉強の場として始めたものが、4年で社長になるなんて、誰もが驚くと思うのですが。
石内:やはりその事に関してはよく聞かれますね。まず私の気持ちに変化があったのは、現在取締役会長の坪川晶子の人間性に惹かれたからです。坪川の夢や目標、想いを聞いた時、その事にすごく共感し、賛同し、私も一緒に夢を叶えたい!と思ったんです。それがイコール私のやりたい事に繋がったので、ここで頑張ろうと決意した、それが始まりですね。それが坪川にも伝わったのだと思います。




杉下:どのような事に共感されたのか、教えていただけますか。
石内:坪川の夢の一つに海外進出がありました。私は10代の頃、フィリピンに住んでいる友人を訪ねてフィリピンまで行った事があるのですが、その時強烈な貧困を目の当たりにしたんです。たくさんのホームレスがいて、その中の一人の子供が、私のところに物乞いにきました。私が手持ちの少しのお金をその子に渡そうとしたとき、友人に言われたんです。「今その子に少しのお金を渡しても、その子はこの生活から抜け出すことは出来ないよ。フィリピンには夢も希望も持てず、この生活から抜け出すことが出来ないをこと分かっている子供たちがたくさんいる。そのすべての人たちを救い出すぐらいの覚悟がないなら、自己満足の為にお金を渡してはダメ!」と。返す言葉がなかったですよ。自分の無力さに愕然とした出来事でしたね。ですから、坪川から海外で自社農場を作りたいという話を聞いた時には、この時の事をすぐに思い出しました。現地の人たちを雇用し仕事を与える事で、多くの人たちに夢や希望を持ってもらいたいと、すごく共感したんです。


杉下:そうでしたか。そこから仕事に対する思いが大きく変化されたのですね。では現在、石内さんが仕事にやりがいを感じるのはどんな時でしょう。

石内:仕事を始めたころは、出来なかったことが出来るようになった時、お客様の笑顔が見れた時などにやりがいを感じていましたが、今は、スタッフの成長や笑顔を見れることが嬉しいですね。スタッフの為に私ももっと頑張ろうという気持ちになります。


杉下:スタッフの方達とのコミュニケーションとして気を付けている事はありますか。
石内:月に1回は必ず全体でのミーティングを行っていますし、2ヵ月に1回は一人一人と面談をするようにしています。新メニューを決める時も、必ず全員で試食をして意見を聞くなど、スタッフとのコミュニケーションには気を付けています。


杉下:2カ月に1回の面談とはすごいですね。
石内:でも、それだけコミュニケーションに気を付けているつもりでも、スタッフ一人一人の状況をきちんと分かってあげられていない時があるんです。そんな時は辛いですね。




杉下:石内さんの今後の展望はなんでしょう。
石内:ズバリ目標は、株式上場です!会社を大きくしたいという事で、その基準が上場だという事です。先にお話ししました海外進出もそうですが、会長の坪川の想いとして、「すべての女性を幸せにしたい」という気持ちが強くあるんですね。女性が学び成長でき、イキイキと働ける場所を作る事。今の福井の環境ではなかなか難しいですよね。その為にも会社を大きくすることが必要だと思っています。女性でもできるんだというところを見せたいですね。


杉下:最後に働く女性の皆さんに一言お願いします。
石内:veg.yardの店内には、お子様の椅子やお子様のメニューがない事はご存知ですか?それはなぜかというと、日頃、仕事や家事や育児で頑張っていらっしゃる女性の方々に、主婦でもなく、母でもなく、一人の女性として、非日常の空間を楽しんで過ごしていただきたいからなんです。身体に優しいご飯を食べ、低カロリーのスイーツで満足していただき、お友達との楽しいおしゃべりで気分リフレッシュ。そうして、また、イキイキと仕事や家事・育児をする女性として頑張っていただけたらと思います。ご来店の際には、心を込めておもてなしさせていただきます。もちろんお子様とご一緒にご来店いただいても大丈夫ですよ。




<インタビュー後記>

お話させていただいている間、石内さんの口からは、ステキな言葉がたくさん出てきましたので、いくつかご紹介します。「『出来るか、出来ないか』と自分に問いかけると、出来ない理由をいくつも並べてしまう。私は『やるか、やらないか』と問いかけて『やる』を選びます」「ありがとうの言葉は、言わなかったと後悔しないように、必ずすぐにその場で伝えるようにします」など。
最後に「杉下さんの夢は何ですか?」と聞かれましたので、私は自分の夢を伝えさせていただいたところ「なかなか自分の夢をすぐに言える方っていないんですよ。だからイキイキされてるんですね」と嬉しい言葉を言ってくださいました。インタビューでは、ご自身の夢・目標を熱く語って下さった石内さん、とってもキラキラ輝いてました。
石内ももよさん、ありがとうございました。今後ますますのご活躍をお祈りいたします。



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<インタビュアー:杉下美智代>

株式会社ドリームワークス社員/alica運営管理担当

2013年株式会社ドリームワークスに入社。働く女性応援情報サイトalica(アリカ)の運営担当に抜擢。コラム「マイライフ」の執筆のほか、ふくいステキ女史のインタビュアーやカメラマンなど、運営管理を一手に任されている。


<写真撮影:川口 奈津子>

grafeel代表/商業フォトグラファー
出版社専属カメラマンを経て2010年 grafeel創立。2011年grafeel-studio始動。本格的にフリーの商業カメラマンとして活動を始める。
特に、人物と料理の写真には定評があり、気さくさと現場での臨機応変な対応から、根強いファンを持つ。現在は福井県だけでなく、石川や富山など近隣の県でも活躍中。コラム「マイライフ」にも執筆。

Photo
石内 ももよMomoyo Ishiuchi
取締役社長

2012年(株)GAIAに入社。NATURAL DELI & CAFE「veg.yard」にて接客業に付く。
翌年に店長、その翌年には営業部長を務める。その後、取締役を経て、現在は取締役社長 兼 店長としてスタッフを支えながら、veg.yardの運営を盛り立てている。

[ホームページ] http://vegyard.jp/
[Facebook] https://www.facebook.com/veg.yard/

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