ふくいステキ女史 【2016.08.30】

株式会社リーフハウス/経理課長代理 加納 和子さん

株式会社リーフハウス/経理課長代理 加納 和子さん

【フルタイム勤務 家事は夫と「分担」が基本です】


杉下:加納さんのお仕事について教えてください。
加納:私の勤めている株式会社リーフハウスは、主に注文住宅建築やリフォーム、不動産売買をしています。私は経理部に所属していて、資金管理や運営をしながら、会社全体のサポート役としても動いています。


杉下:お仕事されて何年目ですか?
加納:途中産休・育休期間はありますが、6年です。出産ギリギリまで仕事して、出産後は6カ月で職場復帰しました。


杉下:6カ月とは早い復帰ですね。
加納:子供との時間がとっても大切なことに変わりはありませんが、やはり仕事をする事が好きなんです。


杉下:では、お仕事をしていて良かったと思われるのはどんな時でしょう。
加納:リーフハウスが、住宅を通して、お客様に感動を与えられる事ですね。私が直接お客様と接する事はあまりないのですが、アンケートなどで感想や情報を得ることは出来ます。それをもとに、「喜んでいただけて良かった」「こうするともっと喜んで頂けるだろうな」と色々考えるのは楽しいです。特に、結婚して子供を産んでからは、私自身の考え方にも変化がでてきまして、小さな子供のいる家庭にはどのような生活空間が求められているのか、また、私たちと同世代の方たちが住宅を購入する場合、どのような事を重視して選ばれるのかなど、それまではあまり気にしていなかった点も含めて考えるようになりました。


杉下:ご提案されたりするのですか?
加納:営業部の方にお伝えする事はあります。女性目線の意見として取り入れてもらえたらいいなと思いますし、それで会社の売り上げに貢献できたら嬉しいですね。今、実は女性だけで始めている取り組みがありまして、そこでぜひ成果を出したいと奮闘しているところです。


杉下:それは楽しみですね。頑張ってください。つぎはご家族の事を教えてください。
加納:はい。夫と1歳9か月の息子の3人です。

杉下:フルタイムでお仕事されていると、ご主人の協力は必要不可欠だと思うのですが、生活面はどうされていますか。
加納:わが家では、家事や育児に関して「手伝い」とは言わず、あえて「分担」という言葉を使っています。「手伝い」と言ってしまうと、家事育児は私だけの仕事になってしまいます。そうではなくて、お互いにフルタイムで仕事をしているのだから、家事育児も二人の仕事として分担する事で助け合っています。


杉下:家事育児は女性が負担する事が多いですが、ご主人が、その辺りはしっかりと理解されていらっしゃるのですね。
加納:今ではひと通りの家事は何を任せても大丈夫ですが、実は結婚当初は全然違っていたんです。


杉下:といいますと。
加納:夫は、全く家事をしたことがない人でした。私の方が仕事で帰りが遅くなっても、テレビをみながら食事が出来るのを待っている状態で、もう腹が立ってしょうがなかったんですよ(笑)同じように仕事をしているのに「これはおかしい!」って。なので、結婚して2年程はケンカばかりしていましたね。




杉下:そんなご主人がどうやって変わっていかれたのか、とても興味がありますね。
加納:始めは、まず手伝ってもらうことからでした。少しずつ少しずつ、出来る事からしてもらうようにしました。私が気を付けたのは、必ず「ありがとう!助かった!」という感謝の気持ちを伝えること、家事の出来具合がどんな状態であっても、口出しは絶対しないで目をつぶること、少し大げさなくらい褒めることでした。それを続けていくうちに、夫の方から進んでしてくれるようになったんです。そこから、夫婦の家事分担が始まりました。


杉下:夫婦の家事分担は、働く女性にとっての理想だと思います。
加納:そうですね。家事の分担が出来るようになっていたので、子供が生まれてからの育児に関しても、夫婦二人の協力体制がしっかり取れていると感じています。


杉下:では、日々心掛けている事はありますか。
加納:私は、プライベートが充実していれば、仕事も上手くいくし、仕事が充実していれば、プライベートも上手くいくと思っています。好きな事をして気分をリフレッシュさせるなどして、心に余裕を持たせるようにしています。それと、夫に毎日「ありがとう」を言うことですね。


杉下:最後に、働く女性の方たちに一言お願いします。
加納:女性には秘められた力がたくさんあると思います。若い頃はいろいろ言われる事もあるかもしれませんが、自分が思っている事が会社の為であるならば、どんどん提案や発言をして欲しいなと思います。
そして、働くお母さん方へ。私が子供を産んで初めて気が付いた事は、仕事をするより、はるかに育児の方が大変だという事です。それでも働くお母さんたちは、仕事と家事・育児を一生懸命両立しています。本当にすごい事だと思います。まず自分を褒めて、たまには自分にご褒美を上げてもいいのではないでしょうか。たとえ、子供と過ごす時間が短くても、コミュニケーションをしっかり取って、お母さんが真剣に働く姿を見せれば、子供も働く事の大切さを学んでくれるのだと思います。もっと自信を持っていただきたいと思います。それと、旦那さんには毎日「ありがとう」と伝えてみて下さい。少しずつ働きやすい環境が出来てくると思います。




<インタビュー後記>
結婚後のご主人の変化によって、理想の家事分担が出来るようになった加納さん。その方法は、どんな時でも「ありがとう」と感謝の気持ちを伝える事でした。これが簡単そうでいて、なかなか難しいんです。私が難しいと感じるのは、その時の自分の感情がコントロール出来ていないからなんでしょうね。見習いたいなと思いました。「仕事仲間は第2の家族だと思っています」とおっしゃる加納さんは、職場でも積極的に感謝の気持ちを伝える事を心がけているそうです。
加納和子さん、ありがとうございました。今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。



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<インタビュアー・写真撮影:杉下美智代>

株式会社ドリームワークス社員/alica運営管理担当

2013年株式会社ドリームワークスに入社。働く女性応援情報サイトalica(アリカ)の運営担当に抜擢。コラム「マイライフ」の執筆のほか、ふくいステキ女史のインタビュアーやカメラマンなど、運営管理を一手に任されている。

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加納 和子Kazuko Kanou
経理課長代理

平成22年3月リーフハウスに入社。経理部に所属し約2年間経理補助の仕事をする。
平成24年経理部課長代理に就任。
平成26年10月、出産・育児の為、休職。翌27年5月には復職し現在に至る。

[ホームページ] http://www.leafhouse.jp/

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