ふくいステキ女史 【2014.04.21】

有限会社けんこーや/マネージャー 木下 裕子さん

有限会社けんこーや/マネージャー 木下 裕子さん

【自分を成長させるチャンスだと思いました】

明治牛乳特約店(有)けんこーやで宅配マネージャーをされている 木下 裕子さん。

パートでありながらマネージャー職についた彼女の、仕事と家庭への想いをお伺いしました。

杉下:現在のお仕事について教えてください。

木下:牛乳・乳製品の配達をする宅配スタッフをしています。現在9年目です。担当地区内のお客様にお届けするのはもちろん、飛び込みで営業もしています。パートなので、勤務時間は9時~15時までです。


杉下:では、ご家族の事を伺ってもよろしいですか?

木下:家族は、夫、小学5年生の長女、小学3年生の長男、義父母、義弟の7人家族です。

杉下:大家族ですね。義理の弟さんも同居されているなんて珍しいですよね?

木下:そうですか?夫の双子の弟です。きっと我が家の居心地がいいのだと思います。最初の頃は、夫の姉や祖母も一緒だったので9人家族の時もありましたよ(笑)

杉下:それはすごいですね。家族が多いと家事とかも大変ではないですか?

木下:食事は、義母と当番制にしてあります。月・水・金は義母、火・木・土・日は私です。もし当番の日に出掛ける時でも、食事の用意だけはちゃんとして出掛けます。変わってもらうことはほとんどないですね。洗濯に関しても、私が夫と子供の分を夜、義母が義父母と弟の分を朝、というように分けています。



杉下:4月からマネージャーという役職になられたとお聞きしましたが?

木下:はい。4月から、4名のスタッフをまとめるマネージャーという立場になりました。マネージャーをやらないかとお話をいただいたときは、素直に嬉しかったので、すぐに「はい」と返事をしました。それからは、役職がついて自分が指導する立場になった時、考えがブレてはいけないと思い、会社の理念について勉強しました。仕事内容は、先輩マネージャーさんに教えてもらいながら、まだまだ手探り状態でいますが、スタッフが楽しく仕事出来るように指導していくのが私の仕事かなと思っています。他にも、今まではその日の仕事の事しか考えていなかったんですけど、先々の事まで考えて仕事をする事をするようになりました。

杉下:マネージャーのお仕事をうけるにあたって、不安などはなかったですか?

木下:もちろん嬉しい反面、不安もありました。きっと1年前の私だったら受けていなかったと思います。実家の父が亡くなったんですが、介護とかで仕事を続けるか辞めるか、悩む時期が続いていたんです。そんないろいろが吹っ切れた時、もっと人間的に成長したい、目標を高くもとう、という思いが強くなってきました。そんな時にマネージャーのお話をいただいたので、これはチャンスだ!と思ったんです。






杉下:ご家族は木下さんが仕事をすることを、どう思われていますか。

木下:義母は孫の世話をするということで仕事を辞めたので、私が仕事に行くことに関しては「行ってきね、行ってきね」という感じでした。夫もそうですね。福井ではお嫁さん仕事に行くのは当たり前みたいなところもありますよね。私が仕事に出ている間、子供の事は義母にお任せです。子供が熱を出して病院に連れて行くのも、すべて義母にお願いしています。多分、私の知らない子供の世話もたくさんしてくれていると思うので、本当に感謝ですね。なかなか伝えられないですけど。

子供は「ママ仕事行かないで」という時もありますが、ぐっとこらえて仕事に向かいます。特に息子は、学校が長期休みのときなど、私の車が見えなくなるまで「行ってらっしゃい」と手を振ってくれるので、それを見るたび胸がキュンキュンします。今日もいつもより帰る時間が遅いので、きっと息子から携帯に電話がかかってきてると思います。

そんなこともあるので、子供が小学生の間は、朝学校へ見送り、帰宅時には家にいる事が出来るパートがいいと思っています。いずれ子供が小学校を卒業したら、正社員になりたいという気持はあります。

杉下:仕事と家庭の両立で難しい事、工夫している事はなんですか?

木下:私は気持ちをズルズル引きずってしまう方なので、気持ちの切り替えが難しいです。仕事でお客様にお断りされたり、自分の力不足を感じた時などは、落ち込んだ状態をそのまま家に持ち帰ってしまいます。そんな時は、パソコンで自分を励ますような言葉を探したり、本が好きなので、その時の気持ちを上げるような本を読んだりもします。夫にはもちろん話します。「うんうん」と最後まで聞いてくれますね。話しているうちに私の頭の中が整理されるので助かっています。でも、その後にはパソコンと本がやっぱり必要ですけど(笑)

 反対に家の事を職場に持ち込んでしまうこともあります。そんな時は、休憩時間などにスタッフのみんなと話すことで、かなり落ち着きます。スタッフは子供のいる主婦ばかりなので、助言してもらったり共感してもらうことで助けられています。仕事と家庭で気持ちが切り換えられる事は私の理想です。





杉下:最後に働く女性にメッセージをお願いします。

木下:私は、仕事が終わって子供が帰ってくるまでの40分ほど、自分だけの時間が出来ます。その時間をとても大事だと思っていて、その時間があるからこそ私らしくいられるのだと思っています。フルタイムで仕事されている方は難しい事かもしれませんが、自分の為の時間も大切に、日々楽しんで行きたいですね。




<STAFF後記>

 お客様から「あなたが来ると元気が出る」「あなたの顔を見るのが楽しみ」というお言葉をいただいた時がとても嬉しいです。と語る木下さん。お客様がおっしゃる通り、元気で明るく笑顔の素敵な女性でした。マネージャーという役職について、ますます仕事に対するする意欲が増してきているのを感じました。今後のご活躍、心よりお祈り申し上げます。

インタビュー終了後、部屋を出るとスタッフの方から「携帯何度もなってたよ」と一言。「やっぱり~」と、みんなで大笑いしました。息子さん遅くなってごめんね。

木下裕子さん、貴重なお時間ありがとうございました。

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<インタビュアー:杉下美智代>

(株)ドリームワークス社員

プログラマー、事務職を経験。1998年出産を機に退職。以降15年間、IT会社を経営する夫のサポートをしつつ、家事に専念する。
2013年株式会社ドリームワークスに入社。働く女性応援情報サイトalica(アリカ)の運営担当に抜擢。コラム「マイライフ」の執筆のほか、ふくいステキ女史のインタビュアーやカメラマンなど、運営管理を一手に任されている。(株)ドリームワークス (alica運営管理担当)


<写真撮影:川口奈津子>

grafeel/商業フォトグラファー

出版社専属カメラマンを経て2010年 grafeel創立。2011年grafeel-studio始動。本格的にフリーの商業カメラマンとして活動を始める。
特に、人物と料理の写真には定評があり、気さくさと現場での臨機応変な対応から、根強いファンを持つ。現在は福井県だけでなく、石川や富山など近隣の県でも活躍中。
夫、夫の両親と同居し、中学2年生の男の子、中学1年生の女の子の母でもある。

Photo
木下 裕子yuuko kinosita
有限会社けんこーや/マネージャー

乳製品の宅配スタッフとして9年目。パートでありながら、2014年4月マネージャーに抜擢。
4名のスタッフの管理を任されている。

[公式ブログ] http://ameblo.jp/kenko-ya/
[ホームページ] http://www.kenko-ya.jp/
[Facebook] https://www.facebook.com/pages/%E6%9C%89%E9%99%90%E4%BC%9A%E7%A4%BE-%E3%81%91%E3%82%93%E3%81%93%E3%83%BC%E3%82%84/143754225798706?fref=ts

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