今月のトーク 【2014.12.04】

【Vol.8|前編】アーチザン&パートナーズ代表 景山 直恵さん

今年最後をしめくくる今月のトーク、第8回目のゲストは、デザインコンサルタント兼デザイナーとしてご活躍中の、アーチザン&パートナーズ代表  景山 直恵さんです。

優れた技術や商品はあるんだけど、それをどう活かしていいかわからない...。
そんな企業やお店の悩みを根本から考え、自分たちでは見つけられなかった良さを引き出してカタチにしてくれる、と定評のある景山さん。
前編は、そんな景山さんの「視点」を中心にお話を伺いました。
デザインに携わっていない方でも、いつもの日常がちょっぴり楽しくなるヒントが見つかるかもしれません。

デザインコンサルティングという仕事
なんだか説明するのも小難しそうですが、景山さんはいたってシンプル。
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「このままじゃアカン」
「何かしないと」
それをカタチにするのが始まりです。
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今抱えている問題点の本質を見極め、解決するべく、マーケティングからブランディング、プロモーションまで。デザインという切り口から一貫してたずさわっていきます。
商品開発から販売まで、およそ1年がかり。中には3年がかりのものあるといいます。


事例紹介
そこで、代表的なプロジェクトを2つ、ご紹介いただきました。

・2013年グッドデザイン賞を受賞した小大黒屋さんの「アロマ和ろうそく 灯之香」(画面左)
・こちらも数々の賞を受賞している、オシャレな携帯老眼鏡「ペーパーグラス」(画面右)


景山さん自身、デザインコンサルティングのきっかけになった「アロマ和ろうそく 灯之香」は、
和ろうそく製造・販売の老舗、小大黒屋さんから依頼を受け、企画開発からプロモーションまでトータルで従事。
ロゴマークやパンフレット、パッケージの他、販路拡大のための展示会のブースデザインや、商談後の売り場の設定までアドバイスされています。


2つ目のペーパーグラスのお話は、動画(3:29頃)でたっぷりお聴きくださいね!
売上げが伸び悩んでいた既存の商品に、新たな付加価値を見いだし、いかに人気商品に生まれ変わらせたのか、ビジネスのヒント満載です。


感じる視点 〜景山流インプット〜
企業や商品の良さを上手に引き出してカタチにするには、人と違った視点をもってるに違いない!
これはぜひ聞き出さねば!!と、普段、どんなところに目を向けているのか、展示会での視点(10:12頃)日常生活での視点(11:10頃)の両方からお聴きしました。
でも、本当に大切なことは、特別なことではなく、小さなことをないがしろにしないことかもしれません。
ランチの定食にも、視点を養う要素がたっぷりあるみたいですよ(笑)


そして最後は、アウトプットの話(14:30頃)へ…

展示会へ行ったり、いろんなアンテナを張り巡らせてインプットされた情報は、必ず写真やテキストにおこしてまとめているのだそう。
見たもの、感じたもの、頭の中でアレコレ考えていたことをきちんと整理し、いろいろな根拠に基づいて、もう一度きちんと組み立てる。
それは、まさしくデザインという言葉がもつ「組み立てる」という意味にも通じると話されていたことが、とても印象的でした。


さて、前編はここまで。
後編は、懐ふかーーい景山さんの、今のビジネススタイルを確立するまでのお話や、近況についてお送りします。
お楽しみに!!

対談者 
景山 直恵Naoe Kageyama
Artisan and partners【アーチザン&パートナーズ】代表

地元福井を拠点に、クライアントとエンドユーザーの中間に立ち、既存する物やこれから造られる物、事の現状分析、問題提起、そして解決までを基礎から組み立て、いかに効果的にアピールするかをデザインという切り口から提案している。
1992年8月、長女の出産を期にデザイン事務所設立。近年では、デザインワークだけでなく、コンサルティングやセミナー講師など幅広く活躍している。対象となる商品や企業の本質を見極め、表現しきれていない価値や長所をカタチにしてくれると定評がある。

[Facebook] https://www.facebook.com/artisan.and.partners

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