一年の計は元旦にあり!年間栽培計画を立ててみよう

新年あけましておめでとうございます。
ご家族皆様で、または気の合うお仲間と、良い新年をお迎えのことと存じます。
新しい年が始まると、今年はどんな年にしようか、こんなことを頑張ろう、チャレンジしよう、と気合が入りますね。
皆様の菜園も、この冬の時期に一年の計画を立ててみてはいかがでしょう。
まず、畑をエリアにわけましょう。
畝で管理しても良いですし、ブロックで管理してもOK。
畑の大きさや形状に合わせて、使いやすいように分けます。
エリアごとに、1年間で育てる作物を考えてみましょう。
例えばAエリア。
3月に入った頃から2週間おきに3回小松菜の種まき。
4月から5月にかけて収穫します。
その後6月にトマトの苗を植えて、9月半ばまで収穫します。
その後ハクサイの苗を購入して9月末~10月頭に植え付けます。
このようにすべてのエリアで野菜リレーの選手を選びます。
二十日大根やベビーリーフのように回転の速い作物は例外として、1年間に3種類の作物が栽培できれば十分です。
アスパラガスなど1年を通して同じ場所で栽培する作物は、畑の一か所を専用にします。
〇月からエリアが空いてしまった!
というときは「〇月 播種」とか「〇月 定植」等といったキーワードでインターネット検索をしてみると、ピッタリの作物が見つかると思います。
1年の計は元旦にあり。
年始にきちんと計画を立てておくことで、「苗を買い忘れた!」「畑が空いてしまった」という失敗を避けることができます。
もちろん、その年その年で気象条件が変わりますので、随時修正することもお忘れなく・・・
今年も楽しい菜園生活をお送りくださいね!

コラム「マイライフ」担当
<三つ星(みつぼし)株式会社/野菜ソムリエプロ>
大学・大学院にて健康科学、応用生理学を学ぶ。身体だけでなく心をも満たす「食」、人と人を繋ぐ力のある「食」の魅力を伝えるべく、結婚・出産後は野菜ソムリエとして食育活動や販促サポートを行う。
夫のUターンをきっかけに福井に移住し、農業を始める。平成30年に農園を法人化し「三つ星株式会社」代表取締役に就任。
[公式ブログ] http://ameblo.jp//urbanmom
[ホームページ] http://3hoshifarm.themedia.jp