マイライフ 【2018.02.01】

雪下野菜が美味しいワケ

雪下野菜が美味しいワケ

日本列島に大寒波が次々とやってきて、雪に翻弄される日々が続いています。

さて、冬になると聞かれる「雪下〇〇」という野菜たち。

その名の通り雪の下に埋もれている野菜のことです。

また、雪室という雪を使った天然の冷蔵庫で保存された「雪室野菜」も同じように、「甘い」「美味しい」というイメージがあるのではないでしょうか?



雪の中のお野菜たちはどうして美味しいのでしょう?

まず、雪の冷たさ。

冷たい環境にさらされた野菜は、自分の体が凍らないように健気な自助努力を始めます。

体内のデンプンを糖に代えて、糖分をためることで凍りにくくしています。

雪下ニンジンがまるでフルーツのように甘いのはこのような理由があります。

さてここでひとつ疑問が。

雪に埋もれなくても、ただ寒ければ、デンプンが糖化して甘くて美味しいのでは?

もちろんその通りで、寒い時期はたとえ雪が積もっていなくても野菜の甘さは増すわけです。

では、雪の他のチカラって何でしょう?

雪の中で一定の温度湿度で長期間保存されていることで、

野菜の「雑味」、青臭さとかえぐみがなくなるのだそうです。

これにより、野菜本来の甘みがより引き立ち、美味しさを強く感じるようになるのです。

寒い冬、外で寒さを耐え抜いたお野菜たちの美味しさを、ぜひ感じてみてください。

福田 裕子
冨田 美和Miwa Tomita
コラム「マイライフ」担当

<三つ星(みつぼし)株式会社/野菜ソムリエプロ>
大学・大学院にて健康科学、応用生理学を学ぶ。身体だけでなく心をも満たす「食」、人と人を繋ぐ力のある「食」の魅力を伝えるべく、結婚・出産後は野菜ソムリエとして食育活動や販促サポートを行う。
夫のUターンをきっかけに福井に移住し、農業を始める。平成30年に農園を法人化し「三つ星株式会社」代表取締役に就任。




[公式ブログ] http://ameblo.jp//urbanmom
[ホームページ] http://3hoshifarm.themedia.jp

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